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Kの非日常ラウンジ

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日常の休憩処。非日常体験で気持ちをリフレッシュし、いざ日常へ。
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#一人旅

【非日常ラウンジ】 過酷すぎるインド一人旅 DAY6 エピローグ 「隣のインド人と香港へ」

【非日常ラウンジ】 過酷すぎるインド一人旅 DAY6 エピローグ 「隣のインド人と香港へ」

何はともあれ、インド脱出。

復路はトランジット。

無事に香港行きの便に乗れたのだった。

コンタクトを外してメガネにして休みの準備。

映画なんて見られる体力にない。

と目を瞑ろうとしていたら、左の窓際席から視線が。。

隣に座った青年が質問してきた。

「荷物、前のポケットに入れても大丈夫?」
「ん?あ、ああ、OK」

席前のポケットとは雑誌やエチケット袋の入った部分のことを指している。

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【非日常ラウンジ】 過酷すぎるインド一人旅 DAY6 「帰国直前まで試練の連続」

【非日常ラウンジ】 過酷すぎるインド一人旅 DAY6 「帰国直前まで試練の連続」

いよいよ、インド最終日。

台風欠航で昨日帰ることは叶わず、振替の便は1日後となった。

昨夜、空港でパッとネット予約したホテルはニュー・デリー内。

アクセスは非常に良いが、日本円で1泊3000円と激安。

部屋は汚く、ハエや蚊がうようよしているし、窓開けっぱなしでほぼ屋外状態の倉庫から取り出したバスタオルは蟻だらけ。

自前のハンドタオルを使ってササっとシャワーを浴び、クーラーをガンガンにかけ

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【非日常ラウンジ】 過酷すぎるインド一人旅 DAY3 「世界最大級の墓、タージ・マハル」

【非日常ラウンジ】 過酷すぎるインド一人旅 DAY3 「世界最大級の墓、タージ・マハル」

早朝、6:00、ホテルエントランス。

タクシードライバーは約束通り待っていた。

「体調は大丈夫?」

昨晩、度重なるインド旅洗礼による疲れからか、早めに宿に帰ったのだが、その会話を覚えてくれていたようだった。

名前はアメット。

子供が4人いるお父さんだ。昨日お世話になったこともあり、この頃には彼を信頼していた。

「大丈夫!ありがとう」

タージマハルの入り口は車で10分ほどだった。

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【非日常ラウンジ】 過酷すぎるインド一人旅 DAY1「洗礼を受ける」

【非日常ラウンジ】 過酷すぎるインド一人旅 DAY1「洗礼を受ける」

インドの首都、デリーに到着。

あいにくの雨。
8月は雨季の真っ只中、とはわかっていたもののちょっとテンションは下がる。

仕方ないか。

今回はVISAの事前申請が間に合わなかったので、
Visa on Arrival (VOA)。

到着して申請するもので、承認されなければ即帰国しなければならないのだが、ほとんど通るとのこと。

到着して承認されるか待たなければならず、
ここで同じ便だった日本

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過去一過酷なインド一人旅をしてきた

過去一過酷なインド一人旅をしてきた

この1週間ちょっと、更新ができていなかった。

インド一人旅に行ってきたからだ。

これが、私の人生史上、最も過酷な旅となった。

多くのインド人に騙されて変な場所に連れて行かれ、バナナの皮を投げつけられ、雨季のスコールに泥だらけになり、酷暑で熱中症気味になった。

数日すると慣れてきて、上手に避けられるようになった。

さらに少し経つと、信頼できるインド人と交流する楽しさを覚え、道中出会ったイン

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非日常ラウンジ 一人旅前編

非日常ラウンジ 一人旅前編

私は非日常が好きだ。

非日常を楽しみに生きている。

そんな私の楽しみの一つが、ふらっと一人旅だ。

無計画というのが肝心。

現代人はスケジュールに縛られすぎている。

解放させてあげなきゃ頭と体がかわいそうだ。

平日のとある夜、ふいに思った。

名古屋に行ってみよう。

私はサウナ、カフェが好きだ。

名古屋にはウェルビーという有名なサウナ施設がある。

名古屋はカフェでも有名だ。

私の

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非日常ラウンジ サイクリング中編

非日常ラウンジ サイクリング中編

私は非日常が好きだ。

藤沢のカラオケ店で朝早く起きた。

朝起きてから、非日常の真っ最中であることを認識するまでにラグがある。

外へ出ると日が昇る前だった。

街灯がまだついている。

早速駐輪場の柵とタイヤに巻きつけた鍵を外してロードバイクにまたがる。

今日も何が起きるかわからない。

何に出会うかわからない。

こんなワクワクがかつてあっただろうか。

途中から海岸沿いに出る。

朝日を

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