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K
2024年5月8日 23:19
私は非日常が好きだ。仕事から解放される週末。好きなバンドのライブに行く。会場に着いたら、開場までまだ数時間あるのに既に長蛇の列。みんな揃って同じTシャツを着ている。だから私もそこに参加する。バンドのロゴが入ったタオルを首に巻き、キーホルダーを見える位置に移動する。時間になってトイレを済ませ、席に着く。見渡す限りの人、人、人。みんな、同じ曲を聴き、今日の日を楽しみ
2024年5月9日 21:10
私は夢を見れる映画が好きだ。異世界を体験し、夢を感じる数時間は日々の養分だ。少し早めにあがれた平日、自宅までの数キロ。チェックしていたあの作品はもう公開してたっけ。スマホで上映館と上映時刻を調べる。乗り換え駅近くのミニシアターでやってるじゃん。今夜のご飯はポップコーンでいっか。時間まで周囲を散歩しながら気分を高める。しばらく経ってから劇場へ。ポスターやフライヤー
2024年5月13日 15:51
私は非日常が好きだ。ふらっと一人、何も計画をたてずに名古屋駅に着いた。夜行バスで来たおかげで時間はまだ朝7時。カフェの開店まで、少し周辺を散歩する。知らない土地というだけで散歩は格段に面白くなる。カフェに入ったらモーニングを頼み、コーヒーを飲みながら文庫本を開く。そのあとは早速楽しみにしていたサウナ施設、ウェルビー。高熱サウナ、激寒アイスサウナ。1時間もあればバチバ
2024年5月14日 13:27
私は非日常が好きだ。旅行が、車や電車、飛行機といった手段を使って知らない土地へひとっ飛びする冒険だとするならば、散歩は、自らの足で、知っている場所から未知の場所を冒険し、既知と未知のつながり、すなわち日常と非日常の境を楽しむものだと思う。何度か利用したことのある駅だが、北口しか知らない。いつも電車で通っているが、歩いたことがない。そんな場合に、散歩をしてみると思わぬ発見をするこ
2024年5月15日 17:51
私は非日常が好きだ。今回はロードバイクで遠出した際の話をしたい。当時の住所は埼玉。目的地は箱根。学生の頃の春休み。とあるエッセイをみてサイクリングがしたくて居ても立っても居られなくなり、急遽出発した。目的地の設定はテキトー。遠過ぎず、かといって近いとワクワクしなかったので、初心者でもギリギリ頑張れそうな距離を考えて設定した。紙の地図を買い、できるだけスマホを見ないと
2024年5月10日 23:59
私は非日常が好きだ。仕事を終えた夜、何日も待ち遠しかった休日。でもそれは、日常が当たり前のようにあるからであるということを忘れてはいけない。帰るべき場所がある。そこでは生活が安定していて、死の危険がない。だからこそ、非日常が楽しめるわけなのだから。また、日常があるからこそ非日常が輝くのだということも忘れてはいけない。日常に感謝し、非日常を楽しむ。非日常で刺激を受けた