【要約】夢と金 読書記録13
夢と金
西野亮廣
僕が大好きな人の一人、キングコングの西野さんの書いた本。
予約販売したらすぐ売り切れたとかいう噂を聞いたので、店頭で買えるようになったら買おうと思っていた一冊。
適当に入った本屋でたまたま見つけたので即買い。
「夢を実現させるにはお金が必要」
「お金が尽きたら夢は尽きる」
そんな、日本人が敬遠しがちなお金の話をしっかりと伝えてくれているような本だとか。
語り口調で、お金の問題に危機感のない日本人に訴えかけるような書き方がなんかとてもよかった。
西野っぽかった。
本読んでて一人で笑ってる人って気持ち悪いけど、この本を読みながら何回も一人で笑ってた。
漫画を読んでるみたいだった。(漫画一切読まないけど。)
普段からVoicyでラジオを聞いていたので、被る内容の話はちょいちょいあった。(今でもVoicyでラジオ聴けるはず、おすすめだからぜひ聞いてみてね)
内容の感想としては、人生において「選択肢」の多さが大事だっていう思いにはとても共感した。
選択肢の広さが人生の豊かさを決める、みたいな感じ。
そのためにお金の問題をクリアしていかないといけないけど、日本人はそこへのアンテナが弱すぎるという内容に関して、自分もお金の勉強を積極的にしてきた人間ではないからそこへの意識の必要性を感じた。
NFTについても聞いたことはあるけどしっかり学んだことはなく、すこし敬遠していた内容だったので、NFTの知識がないことのまずさを痛感した。
僕がキンコン西野が好きな理由の一つに、ワードチョイスが上手いことがある。
本書ではそれを至る所で感じたので、いくつか紹介する。
確かに「仕組み」で解決できる問題は多いと思う。
知らないものを速攻否定する人ってたまにいるよね。
特に日本人にはこの特性が染みついてるらしい。
「科学する」という動詞は使ったことがないから調べてみた。
科学する:科学的な視点に立って対象を捉え、分析や理解を試みること。
科学的な視点って何だ。
「科学的な視点とは」でググってみた。
科学的に見る:真実をそのまま捉えること。
科学的に考える:捉えた事実から導き出せるもののみを意見として論理を展開していくこと。
らしい。
言い換えると、私情や感情抜きで事実に基づいて「応援」の発生の仕組みを考える、みたいなことだろうか。
「惚れる」は設計可。
かっこいい。
「不便」が「コミュニケーションを生んでいる」という視点はなかった。
不便をデザインすることで戦略になる。
先行者利益みたいな感じか?
ファーストペンギンになる人って、「人と同じことはしない」みたいな変わり者が多い気がする。
ざっと挙げただけでこんなにたくさん見つかった。
本書内にも書いてあったが、基本的に彼は批評家とかではなく実践家であるので、言動に説得力がある。
そこも彼のことが好きな理由の一つかもしれない。
気になった方はぜひ。
では、また。
〇読書記録
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?