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【あらすじ】Box! 読書記録23

Box!

百田尚樹


ボクシングほど”在り方”が問われるスポーツはない。

「1歩でも引けば死が待っている」

「死にたくなかったら殺せ」

自分か相手のどちらかが死ぬ。

そんな死と隣り合わせの状態で、生物としての強さを競うスポーツ。

真に強い軍鶏はくちばしが折れても闘う。
腹を切り裂かれてはらわたが飛び出しても闘う。
頭を割られて脳みそが飛び散っても闘う。

※軍鶏(シャモ):気性が荒く、闘うための鶏。

一般的な人からすると”狂っている”ことをしなければ、ボクシングで勝つことはできない。

単に技術の勝負ではない。

「目の前の一生物を倒す」という一心で、技術、パワー、スタミナ、精神、オーラ、すべてを鍛える。

これまでの人生で得たもの、すべてで勝負する。

だから”在り方”が勝敗を大きく左右する。

ボクシングが強い人間に、しょうもない人生を生きている人はいない。

絶対にいない。

”在り方”が良い人はボクシングが強いだろうし、ボクシングが強い人は良い”在り方”をしている。

「目の前の生物を倒す」

これがBox!を読み終えた後の、僕の合言葉。

気になった方は、ぜひ。



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