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京都アニメーション放火殺人事件、死刑判決について

【本記事は3月末まで無料にて公開し、その後土日のアーカイブに入ります】
【時々、非常に稀ですが、このような記事を書き上げることは今後もすると思います】

京都アニメーション放火殺人事件において、死刑判決が出た。京都アニメーション放火殺人事件、これは様々な業界で物議を醸しており、とりわけアニメに興味がある或いは創作に興味がある人たちにとっては、苦い思い出として記憶に刻まれているだろう。京都アニメーション放火殺人事件は2019年7月18日に京都市伏見区で発生した事件である。36人が亡くなり、32人が重軽傷を負った。きわめて痛ましい結果である。この事件に対しての判決が京都地裁で行われた。結果は死刑求刑。1審の京都地裁は、青葉被告の刑事責任能力を認めたうえで、「一瞬にして地獄と化したスタジオで、非業の死を遂げた被害者らの恐怖や苦痛は計り知れず筆舌に尽くしがたい」としている。私はこの判決については、基本的には不服としているが、犯人を擁護したいというわけでは一切ない。それよりも、ものすごく日本社会の私が嫌いなところがゲロっと出てきたので、やっぱり嫌いだなと書いておきたいと思ってキーを叩き始めた。日本社会って、本当に仲間外れと私刑が、俗にいうイジメが大好きな社会よな。

どうしてこうなってしまうのか。

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