校正刷りが届きました #236
みなさまお久しぶりです。いつも記事をお読みいただきありがとうございます。前の投稿からだいぶ経ってしまいました。こえわずらいと顔面神経麻痺に続いて、いろいろなことが体に出ておりますが、そのことはまた別の機会にお伝えするとして、ここでは翻訳出版の現在地についてお伝えします。
校正刷りが届きました
この note で試訳を公開してきました16世紀イギリスの説教集について、いよいよKDPによる出版のラストスパート。原稿を整え、表紙を(お友達の協力を得て)作成し、先日、校正刷りが届きました。
書名は「高校英語教師が翻訳した十六世紀英国教会説教集」です。
表紙デザインはイメージどおり。我ながらなかなかのインパクト。背景に原書からのあるページをもってきました。これはひとりの高校英語教師が出した本邦初の全訳ですよ、ということの主張と、十六世紀の説教集ですよ、というメッセージの両方を伝えたくてこうしたのですが、デザインを練り直すことになるかもしれません。
表紙と同様に原書からとあるページをもってきて背景にしています。ちなみに真ん中の灰色の帯は「再販禁止」という表示です。KDPでペーパーバックを出版された方はよくご存じだと思いますが、校正刷りの販売をしないようにというものです。また、左下にバーコードがありますが、これは実際のISBNとは違うものです。あくまで校正刷りです。
仕上げは「光沢なし」にしました。デザインの段階で、16世紀の説教集であるということから、古い感じが出るような色味でいくことにしたのですが、うまくマッチしています。表紙と裏表紙は(いまのところ)こういう雰囲気で、背表紙はこうです。
我ながら分厚い(笑)
A5版748ページ、厚さ4.29センチ。なかなか重量感があります。カジュアルに読む本ではなく、机の上に置いて読む本だなと思いました。書斎の本棚に入れてみたらこんな感じでした。
拡大します。
ちゃんとほかの本たちと仲良くできそうです(笑)
目下、最終校正中です
すべてを通して訳すのに3年、note に投稿しつつ訳を手直しして1年、日本語表現を磨きなおしたり注釈を付したり索引を作ったり用語の統一を図ったりとして1年、計5年をかけてきています。パソコンの画面上ではいまいち客観視ができないので紙に印刷して和訳の手直しをしてきていて、それなりに仕上がっているのですが、不思議なことに、こうして本にしてみると一段と客観視ができるのか、日本語の手直しがまだあります。
文法的には間違っていない和訳でも、日本語として流れの良い和訳にしたつもりでも、まだ直すところがありました。きりがないという感じもしますが、自分としては、パソコンの画面で直した、印字して紙媒体にし直した、そして本にして直した、これでラストにします。まさにラストスパート。
巻末に索引も付けたのですが、抜けていたりページが間違ったりもありました。危ない危ない。これも校正中です。
いよいよ出版へ
ともあれ、いよいよです。
16世紀のイギリス教会説教集、本邦初の全訳出版です。
出版日は 2024年9月27日(金) となります。
グリニッジ標準で0時の出版なので、日本時間にすると 午前9時 です。
学校の仕事はかなり忙しいし、体調の問題もあるのですが、頑張ります。
ちなみに、原書はこれです。
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