まとめ役と社会問題

実習の費用を割り勘にする。
どこまでの経費をみんなで割り勘をするかを決めるにあたり、まとめ役となった私が気づいたことをまとめました。


まとめ役ということでみんなの意見を聞いているが、何か一つルールを作るということは本当に手間がかかることだと実感。
一つのルールを提案すれば、必ず反対意見があり、その声の大きさもバラバラで、いざ決めようとすると、また新たな意見が出たり、そもそも決め方の見直しを求められる。

いろんな状況の人が考えられすぎて、全ての人に損がない、という状況は作れない。が、それを求められる。

これは社会の仕組み作りも言えると思った。すでに個人個人の状況が確立した状態で、新たなルールを決めるのは、非常に厄介で、まとまらない。どこかで妥協点を探す必要がある。それぞれが個別に意思のある分化をしていく前に、ルールがあれば、その後損があっても、分化をした個人の責任に帰結する。分化とルールの順が逆であると、厄介極まりない。

誰かを助けようとするルールを作ろうとしても、必ずまた誰かに損が出る。

だから、社会問題は解決しないのだな、と思う。

少し前までは、なんでこの人たちを救える社会のルールがないのだろう、自分が作る人になれば、この人たちは助かるのではないか、と考えていた。(今はそのルールで適切な援助がなされない人の支援がしたいという思いに変わった)だけど、全員が助かる方法は、この多様性の世の中、ないのではないか。

じゃあ、どうすればみんなが幸せに暮らせるかを考えると、
幸せが環境に影響されすぎない考え方や生き方をすることだと思う。
でもなんかこれだけじゃないなと、もやっとした感覚なので、
まだ考え続けなきゃと思う次第です。
わからないけど思考は止めちゃいけない。

目標として、20代のうちに考えを固めて、30代で行動できるようになっていたい。
そのために今は、いろんな言葉に触れ、社会をよく見なくては。





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