シュウ

40代会社員、2児の父、ベース担当。 ロックと酒と犬とスサノオマジックが好き。 トップ…

シュウ

40代会社員、2児の父、ベース担当。 ロックと酒と犬とスサノオマジックが好き。 トップブリーダー推奨の恐妻家。 好きな言葉は「亭主関白」。 過去にブログやSNSへアップした文章のアーカイブ、たまに日々の暮らしのなかで感じたアレやコレを徒然と。

最近の記事

思えば遠くへ来たもんだ(近所だけど)

ゴールデンウィークにやってみました。 何を? そう、自治会費の集金だ。 私は今年度自治会の世話役に当たることとなった。(4年ぶり2回目) 集金当番とも重なったこともあって何かと忙しない。 「お菓子もらえるかもしれんよ」 小学3年生の息子をそそのかして各世帯を回る。 高齢化率が50%を突破する勢いの我が地域。 一軒ずつ訪問するとその実態が何となく解るような気がした。 ある家は玄関は開いていて部屋からはテレビの音が聞こえるのだが、呼びかけても返事がない。 耳が遠いか

    • 外国人が教えてくれた日本語

      海外営業所のスタッフ(現地人)からメールが届いた。 納期を早めて欲しい、回答が至急欲しい旨の内容。 とりあえずSkypeのチャットでやり取りすることになった。 翻訳ソフトも使いつつ一応英語で用件を確認しようとしたところ、日本語で返事が返ってきた。 最初に送られてきたメールの文面も日本語であったが、あまりにもよくできた文面だったので、てっきり翻訳ソフトでも使っているのかと思っていたのだが、どうやらそうではなさそうだ。 日本語でコミュニケーションできるのなら話は早い。きっとそ

      • 夕食事情最前線

        残業を終えて帰宅すると、カミさんも残業を終え帰ってきたばかりだったようで、リビングのソファーでグッタリしている。 そんな時に 「あれ? メシは?」 などと間違っても口走ってはならない。 口走り終わらないうちに鉄拳制裁を喰らうのがオチだ。 しばらくカミさんの話を大人しく聞く。 内容の8割方は今日いかに仕事が忙しかったか、そのせいでいかに疲れているか、である。そして最後に出てくるのは決まって大体「ご飯作るの面倒くさい」の一言。これは言外に「オマエが作れ」と言っているのだと悟る

        • もしもこんなものにライナーノーツが付いていたら。

          遥か彼方の昔より、先人の手から手へと受け継がれるものがある。それは伝統であり本来その価値は普遍的なものなのだが、哀しいかな伝統は受け継がれていくプロセスのなかでいつしか手垢にまみれ、時には蔑ろにされ、今や形骸化してしまったものも多い。 しかし、そのネガティヴな流れに楔(くさび)を打ち込むべく、満を持して登場したのがこの『桃太郎』の再発盤である。とりわけそのコンセプトの完成度からも名作と誉れ高い作品だが、ただの再発ではない。作品の繊細さを一切壊すことのない、見事なまでなリマス

        思えば遠くへ来たもんだ(近所だけど)

          休日の過ごし方

          家族揃って出かけます!、或いはお弁当を作って公園へ!とか、静かなカフェで読書するのが好きです!とか、 もう勘弁してもらえないですか。ベクトルがポジティブ過ぎて付いていけないのです。付いていけない私が100%悪いのだけれど、正直卑屈になっちまいますよ。 我が家はカミさんが日曜仕事なので私が家事に追われることとなる。遅く起きても文句は言われないがそれだけだ。あとは子ども達が腹減ったと騒ぎ立てるので、仕方なしにフレンチトーストにスクランブルエッグ、トマトスープを作ってやる。

          休日の過ごし方

          ロックンロール英才教育

          車の中は私のお気に入りの音楽が流れている。 保育園へ息子を迎えに行った帰り道。 息子が不意にそれに反応した。 「お父ちゃん、これ何?」 「おっ、これか。これはミッシェルだよ。ミッシェル・ガン・エレファント。ロックンロールっていうお父ちゃんが好きな音楽なんだよ。」 息子が父の好きな音楽に反応したものだから私も上機嫌で答える。 「ミッチェル? ドックンドール?」 「そらお前ゆら帝やないかい」とつっこみたいところだったが、 当時まだ3歳でまだちゃんと言えないところが可愛

          ロックンロール英才教育

          違う、そうじゃない

          先日の健康診断。 地元のとある公共施設で他の事業所の人たちと受診しました。 視力検査では通常、「右、左、上、下」と答えますが、私の前で受けていたおばさんは、その常識をブチ破る答え方を披露していました。 係員:「はい、じゃあこれは見えますか?」 おばさん:「えーと…横」 (私:うつむいて頬っぺたの内側を咬んで笑いを我慢する) 係員:「あ、いや、右とか左で答えて下さいね」 おばさん:「あらやだ恥ずかしいwww、そうよねえ。わかりました。」 係員:「じゃあこれはどうですか?」

          違う、そうじゃない

          あの日の約束

          娘が言うことを聞かず、わがままばかり言うので叱った。 最後に、ちゃんとお父さんの言うことを聞きますと言うので指切りげんまんをしたのだが事態は思いもよらぬ方向へ発展した。 例の節で娘が唄う。 ゆーびきーりげーんまーん、うーそつーいたーら、はーりせーんぼーん、ゆーびきったー。 ちょっと待たんかい。 千本もの針を一体どうするつもりなのか。 早々に指を切って肝心なところはボカす、なかなか狡猾な手法である。 飲ますのが常套手段として想定されるところだが、4歳児のやることなので

          あの日の約束

          安全宣言したのは私が安全だと思ったからです。

          「安全運転中!」 信号待ちで前に停まっていた車には誇らしげなステッカーが貼ってあった。 しかしどうにも様子がおかしい。 その車がボッコボコにヘコんでいることに気付くのに時間は掛からなかった。 日常に潜む衝撃、あるいは街に蔓延る矛盾。 この時の私の表情を敢えて文字にするなら、間違いなく「ポカーン」である。 ついでに私の目線が ステッカー → ボッコボコ → ステッカー → ボッコボコ と、軽く2往復したことを付け加えておきたい。 その余りにも厚顔無恥な佇まいたる

          安全宣言したのは私が安全だと思ったからです。

          パーティーにて

          先般無事に43歳の誕生日を迎えることができました。 日頃からご指導ご鞭撻頂いている皆様のお蔭と思っております。 また沢山のメッセージも頂戴致しましたこと、この場をお借り致しまして衷心より御礼申し上げます。 さて、思い返しますと私、40代に入ってからというもの、飛ぶ鳥を落とす勢いで飲酒量が増加した次第でございまして、若かりし頃は夕食の時に缶ビール1本飲めばそれで満足できておったわけですが、ここ最近はそれだけでは飽き足らず、休日などは夕食作りの段階から飲み始め、気が付けばキッ

          パーティーにて

          生きるということ

          まさに大荒れの空模様というヤツである。 日が暮れて薄暗くなった山がビュウビュウ、ゴウゴウと唸りを上げるが如く吹き荒れる様は鈍色の曇天とも相まって不気味ですらある。 四十を過ぎたいい歳こいたおっさんの私ですら「ママ―!」と泣き出しかねない不気味さと言ってもちっとも過言ではない。 家路へ向かう車内はドア一枚、窓一枚を隔てただけで別世界を作り出す。 暖房が効き始め、BGMは心を癒してくれる。 私はこの寒い時期に暖房の効いた車内で音楽を聴くのが好きで、それは恐らく暖房と炬燵で汗

          生きるということ

          土曜はカレーの日

          ここのところ土曜日は休み。しかしカミさんは仕事。 従って毎週土曜は「男の料理デー」となっている我が家。 男が作る料理の代表格。 それこそがカレーライスであろう。 そんな、片想いにも似た一方的な思い込みから、毎週土曜はカレー作りに精を出す34歳なのである。 しかしどうだろう。ある日は「これスープだろうがよ」と眉間にシワが寄るほどシャッバシャバになり、またある日は「世界一体に悪いのではないか」と我ながら唸るほど塩辛かったり、そしてまたある日は「何かが足りないどころか、何もか

          土曜はカレーの日

          ルーズなタイトシルエット

          職場の制服(作業服)がリニューアルされるとのことで採寸用サンプルが会社に届いた。 各自試着、確認せよとのお達しがあった為、会社の犬でもある私は勤務中に更衣室に篭って試着に耽ることとした。 今着ているサイズがLLなのでとりあえず同じサイズのサンプルを試着してみたところ、嫌がらせかと思うほどに小さい。 しばし頭のなかで状況を整理する。 確かにここ数年で太ったという自覚はある。一昨年の秋以来続いている食欲の秋を謳歌しつつ、家族の残したおかずを食べる、所謂「残飯処理」としての大

          ルーズなタイトシルエット

          地獄のクリスマス

          全ては私が悪いのである。 ネットで見かけたレシピを軽い気持ちで試した私が悪いのである。 嫁は大の納豆嫌いで、恐らく彼女のなかでは納豆は痴漢と同列かそれ以上の忌み嫌うべき存在にして、その扱いはウンコと同等と言っても過言ではない。 そんな納豆を私は惜しげもなく2パックも開け、更にはサバ缶と混ぜた挙句、チーズを乗せてトースターで豪快に焼いたものだから嫁の怒りが光速でMAXに到達したのだ。 その怒りを例えるなら、ローマ法王が土下座で許しを乞い、かの北の将軍様ですら裸足で逃げ出し

          地獄のクリスマス

          ロックンロールの未来を作る方法

          音楽雑誌を読んでいると、物凄い勢いで絶賛している記事を見かけることがあります。 大体そういうバンドとかアーティストってのはボクが好きでないタイプの音を鳴らしてたりすることが多かったりするのです。 雑誌のレビューやインタビューであまりにも評価が高かったバンドやアルバムがたまたま試聴機に入っているのを見つけて聴いてみても、どこがスゴイのかサッパリ分からん…というお話なのです。 ひょっとしてライターが自分の好みを押し付けるべく洗脳、啓蒙してるんじゃないかとすら思うこともあるわけ

          ロックンロールの未来を作る方法

          21世紀コンビニ展望

          定時で帰る日は大体朝の6時頃に帰宅します。 母親はまだ寝てる時間の為コンビニ弁当を買って帰ります。 今朝も帰りにコンビニに寄って「おにぎり弁当」を買いました。 温めてもらおうと思って、店員の言葉を待ってたんですが、 一向に「あたためますか?」を言う気配がありません。 仕方ないのでこちらから「あたためて下さい」と言おうとしたその時です。 商品をよく見ると 「温めないでお召し上がり下さい」 の文字が。 軽くショックを覚えたワケですが、それよりも何よりも、 「あー、コン

          21世紀コンビニ展望