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パーティーにて

先般無事に43歳の誕生日を迎えることができました。

日頃からご指導ご鞭撻頂いている皆様のお蔭と思っております。
また沢山のメッセージも頂戴致しましたこと、この場をお借り致しまして衷心より御礼申し上げます。

さて、思い返しますと私、40代に入ってからというもの、飛ぶ鳥を落とす勢いで飲酒量が増加した次第でございまして、若かりし頃は夕食の時に缶ビール1本飲めばそれで満足できておったわけですが、ここ最近はそれだけでは飽き足らず、休日などは夕食作りの段階から飲み始め、気が付けばキッチンに空き缶が何本も並び、料理よりも先に私が出来上がるという始末。千鳥足でフライパンを振ることもしばしばであります。

また仕事を終えて帰宅しまして、夕食前にプシュッと缶ビールを開けて一気に飲み干しますと、手の震えも止まってシャキッと致します。酒は百薬の長などと申しますが、手の震えを止めるには酒が一番でございまして、今後は仕事で支障を来さない為にも業務中の飲酒も視野に入れております。

そんな私でありますからして、昨今SNSにアップするのは押しなべてビールの写真ばかりという、もはや常軌を逸したとも言えるクズっぷりを露呈しておりますので、今後ビールは控えまして焼酎の写真を増やすことを検討しておるところでございます。

こんな私ではございますが、5歳の息子と遊ぶこともございます。
先日は相撲をとりまして、息子を鬼の形相で完膚なきまでに倒しました。
息子は大号泣でございます。大人げないと言われるのは百も承知しております。しかし勝負の世界とは何であるかと、厳しさとは何であるのかと。己の弱さ、脆さを乗り越える強さこそ、男の男たる所以なのだということをキンキンに冷えたビールを飲みながら父親の威厳たっぷりに、5歳児に懇々と説教した次第でございます。

また10歳になる娘もおりまして、こいつがまた休日ともなるとソファーに寝そべってはアイパッドでユウチュウブを貪るように観ておるわけです。そんな姿を見つける度に娘の首根っこを掴んで私は優しく諭すのです。

「おいお前。一体誰のお蔭で学校へ行けると思っておるのだ。お前の給食費でお父さんは一体何杯のビールが飲めると思っておるのだ」

と、父親の威厳たっぷりに優しくどやしつけるのであります。

このように妥協なき姿勢で子育てに挑み、日々の暮らしも真面目に取り組むことをモットーとして邁進して参りましたことは、少なくとも本日ご臨席を賜りました皆様にとっては何ら言を待つまでもないこととご承知おき頂いているかと思います。

今後も変わらぬご厚情をお願い致しますとともに、皆様の益々のご健勝を祈念致しまして本日の私のご挨拶に代えさせて頂きます。

この度は誠に有難うございました。

乾杯!!


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