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80sシティポップにハマった理由

以前の記事で80年代への偏愛について、少し書きました。
するとKH1992様(めちゃくちゃ素敵な小説を書かれる方です!)からコメントをいただいたこともあり、自分の「スキ」について、もっと探っていきたい!という気持ちが出てきたので、語っていきやーす!

以前の記事はこちら。

きっかけは?

リアルタイム世代ではない自分が、なぜこの時代の音楽を聴き始めたのか思い出してみます。(ちなみにリアルタイムじゃないものを好きな方って面白い出会い方をされている方も多いので、お話聞かせていただけるとうれしいです!)

私の場合は、まずDreamgirlsという映画にめっちゃハマったんですね。

あの渡辺直美さんがビヨンセのモノマネでブレイクしたときに、この作品のワンシーンを再現されてました!と言えば伝わるかなー?

実在のガールズグループ、The Supremesをモデルとした映画なんですが、主役のガールズグループはもちろん、それ以外の音楽も最高なんですよ!けっこうフルで曲聴かせてくれるしね!

この映画の冒頭で登場するボーイズグループがなかなかよくて、「そーいえば日本にもこんなグループあったなぁ」って思ったんですよ。

それが、RATS & STAR!!!(旧シャネルズ)

RATS & STARは、ちょうど自分が子どもの頃、メンバーが再集結したことがあって、その頃「夢で逢えたら」がライオンの歯磨き「クリスタ」のCMソングに起用されたりしてたんですよ。それで、この曲に関してはリアルタイムで馴染みがあって。

RATS & STARといえば、あの黒塗りメイクですよね。歴史的背景もありブラックフェイスはタブー視されているので、今となってはお茶の間で放送しづらい(いや、お茶の間で放送しづらいのは別の件もあるんだが、それはまた別で書けたら…)かもしれません。もちろん、歴史的背景は理解すべきですが、RATS & STARは本当に純粋にブラックミュージックへの憧れという一心で、あのメイクをしていたと思うので、悪意はないことは言っておきたいと思います。
たとえ、悪意がなくてもイヤな気持ちになられることはあるので、配慮不要とは全く思わないのですが…。

普通は他人種の身体的特徴を真似した場合(金髪やカラーコンタクトなど)、その人種を羨ましがっているとか、自分のルーツを大事にしていないという批判が来ることはあるかもしれませんが、真似される方の人種が蔑視されているという論調にはあまりならないと思うんですね(コントの中とかでしたらあるかもしれませんね、「パーティ行かなあかんねん」のケースとか…)

でも対象がアフリカ系の方の場合、蔑視に感じられるというのはミンストレル・ショー(黒塗りで演じられた有色人種に対して差別的な表現を含む寸劇)などの流れがあるからかと思います。本来であれば「憧れてるのかなぁ」と思われるような「真似する」という行為にも別の意味を与えてしまうミンストレル・ショーや差別の歴史というのは、大変罪深いものだと感じています。

RATS & STARの話ですでに長くなってしまった!でも、この部分は一言添えておきたかったので…。続けます!

でね、RATS & STARの曲をとにかく、どんどん聴いていったんですよ。

(Spotifyでも聴けるので是非!!)

で、おおかたRATS & STARの曲は聴き尽くしてしまって、次、何を聴こうかなって思ったときに、RATSのメインボーカルである鈴木雅之がソロでも曲を出してるので、そっちに移っていったんですね。

そこで、鈴木雅之にもめっちゃハマった!

ちなみにこれ、RATSから聴いていったから思うことなんですけど、RATSのときの鈴木雅之ってだいたい歌詞の中の一人称「オレ」なんですね。でも、ソロになると「僕」になるの、めっちゃエモくないですか!?

仲間とツルんでるときはカッコつけてるけど、ソロになると繊細さがグッと立ち上がってきて、この二面性がすごく好きです。

で、どんどん鈴木雅之も聴いていったんですね、すると、この曲に出会った!!

え??ヤバくね!?

どうでしょう、初めて聴いていただいた方でも感じるところあるんじゃないでしょうか、この曲調は…。

そう!山下達郎さんです!!!

めっっっちゃカッコよくないですか??めっっっちゃ大人じゃないですか??

ほんでまたね、歌詞の中に出てくるアイテムがまたお洒落でありながら、生々しい部分もあるんですよ。ミスティーモーブ(霧がかかったような薄く灰色がかった紫色)のペディキュアとか、ベッドの上のペーパーバックとかね!!!

はい!ということで、お気づきかもしれませんが、歌詞は竹内まりやさんです!!80sシティポップを牽引するご夫妻!

ってか、マニキュアじゃなくて、ペディキュアなんや!!!なんかペディキュアを目の前で塗るって、ちょっとリラックスし過ぎてるところからして本命じゃない気がするな(笑)

という感じで、山下達郎や竹内まりやの曲もどんどん聴くようになって、80sシティポップが好きという概念ができていったんだと思います。

また、RATS & STARに大瀧詠一さんが楽曲提供されてたことも気づき出して、だんだん自分の中でつながってきた感じですね。最初はアーティストとして好きだったのがだんだん時代やジャンルに結びついてきた感じ。

意識して聴いたのはそんな感じなのですが、もっと無意識下で出会ってるのは冒頭で紹介した過去記事の通り、再放送で見たアニメの世界観などになると思います。リアルタイムではないけど、まだ少し残り香としてはあった時代が自分の子ども時代だったんだと思います。

コカコーラのCM

80sといえばということで、コメントでコカコーラのCMについて触れていただいたので、これについても書きたいと思います。

私も大好きです!このCM!!まずは見てください!

やばいねんけど!!!好きすぎる、この世界観!

ちな、冒頭に出てくる眼鏡の人が自分の中でイメージする海外駐在員そのものなんだが!めっちゃ会社のお金でMBA留学とかしてそう!
めっちゃ健一っていう名前でケンって呼ばれてそう(漂うニューホライズン感)!!!

時代の空気感が伝わってきますよね。

このCMを知った経緯はちょっと変で、自分は映画がけっこう好きなので、映画評論系の情報もけっこう漁っていまして、その中でアートディレクター・映画ライターの高橋ヨシキさんという方が紹介されてて知りました。

詳しいソースが不明で、わかる方教えていただけたら本当に嬉しいのですが、ヨシキさんはマーケティング重視で映画を作るのには反対の立場なんですね。

でもマーケティングのために作られる映像の価値を理解しないワケじゃないですよっていう文脈でコカコーラのCMを紹介されたんじゃなかったかな?(ソースわからなかったのでうろ覚えでごめんなさい…)

でも、別にコカコーラのCMをディスってるワケでは全然なくて、本気でシズル感があって、人の心を購買に向けて動かすものを作ろうと思うんだったら、こんくらいやれよ!中途半端で物言うなよって意味で言われたんだと思います。

再評価される!?シティポップ

最近まで、ちょっとキッチュみたいなノリで扱われていた感のある80sシティポップですが、今、本気で再評価されている気がします!

海外でも人気あったりするらしい!

最近のミュージシャンでも、すっごく当時のシティポップっぽい曲出す方とか出てきてますよね!

ということで、聴いていただけると音楽の世界がぐっと広がると思いますので、ぜひ80sシティポップ、聴いてみてください!!

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