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HSPから見る、世界的ベストセラートップ3から分かる大事なこと

もうこれさえ読んでおけば、正直自己啓発は十分と言えるくらいの書籍だったと思う。

今まで数々のビジネス書や自己啓発本を読んできたが、根本とか根底とか本質とかという点では十分なのではないかと思う
かと言って後に出版されているビジネス書や自己啓発書が意味がない訳ではない。手にとったときの年齢や仕事、役職や感情など状態やタイミングにもよったりするだろうし、時代に相応しい具体例で説明された方がイメージしやすいなどある。
自分は、半年とかある程度仕事に没頭してついつい忘れていた情報や情熱を思い出すために、新しい書籍を読んだりしている。

しかしながら、世界的ベストセラーであれば、ある程度評価も受けているし価値も高いはずである。実際手にとって読んでみると、書かれていることについて、十分に行間を汲み取って、十分に自分事としてイメージできる人であれば、後の書籍を読まなくても、この本だけで成果が出せることだと想像できる。

全世界ベストセラー書籍トップ3は以下のとおり。
1位:思考は現実化する (7000万部)
2位:ライフ・ヒーリング (5000万部)
3位:自分のための人生(3500万部)

この三冊は、共通する内容は大いにあるものの、向けている方向がちょうど良く異なっていて、とてもバランスが良いように感じた。
イメージ的にはこのような感じ。

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共通していたこと

それは、「もっと自分を大切にしてよい」ということ。

自分はダメだと自己卑下したりレッテルを貼ってしまうこと、嫉妬や否定、「〜しなければ」という思い、怒りや敵意、恥ずかしさというような感情の心の金縛りから解放されるべきである。
また、他人の目や意見、批判を恐れることは、成功や幸せを遠ざける要因である。恐れを持ったときに、そのこと自体に悩むことはもちろん、口実や言い訳を考える時間が自分のためになっていない。

HSPの目線

上記はHSPとしては、なかなか耳が痛い思いである。
よく他人を意識して考えを深めている時間は、すべて自分のための時間ではなく、他人に費やしている時間と考えられるからだ
これはかなり積み上げれば膨大な時間なのではないかなと思う。

また、人の幸福は、認められることが必要だと思い込みがちだが、そうではないと言う。
これはHSPに限らないかもしれないが、人に認められることを意識し過ぎるのは、やはり自分を大切にしている行為とは離れたものなのだろう。

HSPは少しでも自分に費やす時間を増やすために、環境を整える必要があると感じた。付き合う人、時間、自分のパフォーマンスを上げるための物理的な環境整理をすることは、自分を大切にする行為のひとつになるだろう。

また、三冊で共通する内容としては、「今を大切にする」ということ。

私が知るHSPの特徴として、一人で自然やアートなどを深く受けとめて楽しむことが好きというものがあるが、まさにその瞬間というのは、「今を大切にしている」瞬間なのではないかと思う
私も自然の景色を見て物思いにふけったり、自然の恵みや豊かさを感じたり、家族の何気ない時間や、子供の馬鹿げた動きなどで幸せを噛みしめることがある。映画の音響や映像に感動したり、音楽のメインではないストリングスやベースの旋律にフワっとすることがある。
この時に、別にこの思いって誰のためにもなっていないなとネガティブに捉えてしまうことがある。今日一日、実のあることを何もしなかったなと後悔することがある。
しかし、それは逆なんだと感じた。もちろん自分が何かを成し遂げた充足感というのも幸福につながるのだろうが、自分を大切にすること、今を大切にするということも誰のためでもない貴重な時間である
快楽のような毒するようなものでもなく、他人に迷惑をかけるようなものでもない、このような時間は、繊細に感じやすい力を強みとして、もっと大事にして良いのではないかと感じた。

尚、
「他人を意識し過ぎて、自分の人生なのに自分の人生ではないような生き方をしてしまった」
これは以前の記事に書いた「死ぬ時に後悔しないために大切な10のこと」の項目でもある。
自分の人生をもっと愛してあげよう。


また、この三冊のベストセラーの考察について詳しくまとめたサイトは以下にあります。


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