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母の不運と木洩れ陽と

ここ最近は、楽しい日々がずっと続いていましたが、今週は、悲しいことがありました。

と言うのも、実家の母が、ベッドから落ちて、左の手首を骨折してしまったのです。

慌てた僕は、実家に行って、母を車で病院へ連れて行き、入院の手続きをしたり、

それから、病院と実家を何度も何度も往復したり、母の手術に立ち会ったりと、

とにかく今週は、師走に走る師匠のように忙しく、慌ただしい一週間でした。

ちなみに母は、長い間、父と一緒に小さなお店を切り盛りしていましたが、

数年前に父が亡くなり、お店を閉めて、すっかり元気を失くしていました。

それでも、ここ最近は少しずつ元気を取り戻し、笑顔を見せていたのです。

そんな時に怪我をして、母は痛みに耐えながら、ひどく嘆いていましたが、

今は手術を無事に終え、病室のベッドで、リハビリをしているところです。

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だけど、物は考えようで、この怪我は、不幸中の幸いなのかも知れません。

それに、怪我の功名と言いますし、いいことだって、きっとあるはずです。

実際、母は日増しに元気になって、好きな読書も出来るようになりました。

災い転じて福となすように、母も今後の人生を、楽しんでもらいたいなと。

そのために僕が出来ることは、何であれ、サポートしたいと思っています。

ところで僕は、今回の出来事であらためて、気づいたことがありました。

それは、毎日普通に仕事をしたり、元気にウォーキングが出来る喜びや、

あるいは、猫と一緒に遊んだり、のんびりとコタツでくつろげる幸せや、

そして、部屋の窓辺に降り注ぐ、木の間から差す冬の陽射しの温もりを。

母もおそらく病室で、窓の外を眺めつつ、感じているような気がします。

不運なる時こそ気づくささやかな暮らしのなかにある温もりに  星川孝

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