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読書まとめ「アドラー心理学を実生活に入れてみた」アドラー心理学の5つ理論とは?

どうも!
ユウキです。
 
 
今回僕が紹介するのは
【小泉 健一】さんの著書。
「アドラー心理学を実生活に入れてみた」です。
この本はアドラー心理学が実生活に関わってくるのかを教えてくれる本です。

この本自体は、Kindleの本なので、Kindleアンリミテッドに加入している方なら無料で読むことができます。アドラー心理学について学ぶ入門の本として、わかりやすく、要点を教えてくれる本なので、初めてアドラー心理学を学ぶ人には、特におすすめの本といえます。
また、僕が今回紹介するのは、私が読んで気に入ったところだけなので気になった方は、ぜひご自身で実際に本を読んでください。本を読むというのは自分自身と向き合う行為なので、やはり自分自身で読んだ方が頭に入りますし人生を生きる上で糧になります。
 
 
この本は
・アドラー心理学を知りたい
・アドラー心理学の考え方
・他人に惑わされずにいきたい
という方にお勧めです。
 
 
今回、僕が紹介するのは3つでそれぞれ
・アドラー心理学5つのベース
・課題の分離
・勇気づけ

について解説していきます。
 
 
では、解説していきます。
みなさんは、アドラー心理学って知っていますか?日本では、『嫌われる勇気』が有名で一躍時の人になったイメージのアドラーさんですが、実は心理学ではなく、アドラーが提唱した思想のことなんです。とは言え、人生を生きる上で役立つことを教えてくれます。
今回はそんなアドラー心理学を紹介した本である『アドラー心理学を実生活に取り入れてみた』を読んで、僕が気に入ったポイントを3つ解説していきます。
 
 

『アドラー心理学5つの理論』


最初に紹介するのがアドラー心理学5つの理論です。アドラーの理論には基本とも言える5つの理論があります。それがそれぞれ『自己決定論』『目的論』『全体論』『対人関係論』『認知論』の5つです。この5つの理論を知ることがアドラー心理学の基本になります。

 

『自己決定論』


自己決定論とは、その名の通り
『自分のことは自分で決めている』感覚のことを言います。
また、自分の運命は、自分で切り開くと信じている人のことをいいます。
 
例えば、自分が変わろうと思っていても、親が許してくれないあるいは環境が悪いから変わらないと思っている人は、自分のことを自分で決定しない状態になっています。
 
アドラーは『変われないのではない、変わろうと言う決断を自分でしているだけだ』と言っている通り、自分の人生は自分で切ることができます。しかし、これらの事は昔からのライフスタイルで決まってしまった特性なので、なかなか変えるのは難しいです。
 
ですが、そんなこともアドラーは、3つの要素を使えば変えられると言っています。
それが
・自己概念
・世界像
・自己理想

の3つです。
 
自己概念は、自分のことをどんな人間だと考えているのか。
世界像は、周りの人や環境のことをどう捉えているか。
自己理想では、自分や周りの環境はどうなって欲しいのか。
まずは、自分のこれらの3つの要素を見つめ直すことが大事。
 

僕の場合だと、①自分のことを好き嫌いがはっきりしている人間だと考えていて。周りの人や環境の事はあまり気にしておらず。自分や自分の周りの親しい人には幸せになってほしいと考えています。
 
もし、この3つを見つめ直ネガティブな反応が出たのなら、そのネガティブを変えていくことで、自分のライフスタイル(性格)を変えることができます。
 
そして、自己決定論を実践することで、自分の人生の責任を持てることになるので、自分の人生で公開がなくなりやすくなります。
 

『目的論』


とは、現在の行動の理由を未来に置くことを。目的論といいます。
多くの人は、誰しも、過去の失敗を引きずっているかと思います。
 
僕自身、昔に大勢の人の前でプレゼンをして、失敗した経験があり、長らくプレゼンをするのが嫌でした。しかし、アドラーの目的論では、『過去にどんな失敗をしてどんな嫌なことがあろうと、今変わりたいのであれば変わることができるといいます』確かに、僕自身、気持ちを切り替えて、プレゼンをたくさん行うようにしたところ、昔の失敗が逆にネタになりましたし、プレゼンがある程度は得意になりました。
 
結局のところ、過去に失敗したとしても、これから先、未来にどうなるかは、自分自身で決めることができ、誰でもいつからでも変わることができると言うことです。
 
それこそが、アドラーの未来を見る目的論です。
 
 

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