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【高校入試/大学入試】本番まで残り一ヵ月を切った時期に行なうこと【対策/準備】

二月に入り、多くの受験生が本格的な受験シーズンに突入しています。

志望する学校によっては、既に合格を勝ち取っている方もいらっしゃると思います。

合格、おめでとうございます。
あなたの「合格までの努力」が実を結んだこと、私も大変嬉しいです。
まずは一度合格の喜びに浸り、英気を養い、そして次の目標へ進んで頂ければと思います。


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ですが、まだ本命校の受験が終わっていないという方も多いと思います。

そういった方は、ここから本番までの一か月間、精神的にも肉体的にも大変な時期に入ります。

この一か月間で、入試に向けて最後の知識を詰め込もう!

と考えている方・そうする必要のある方(=そうしなくてはいけない方)もいらっしゃるでしょうが、

私としては、基本、この時期は、

新しい知識を入れ込むのではなく、今まで入れ込んだ知識の復習と整理を中心にし、どのようにして「入試に精神的・肉体的ピークを持っていく」か


ということに重点を置くべきと思います。

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私は今まで、高校・大学・法律の試験を受けてきましたが、振り返ってみると、最後のラストスパートがプラスに働いた記憶がかなり薄いです。

と言いますか、ラストスパートをしようにも、受験本番までの期間が短くなればなるほど、気だけが焦り・新しいことをする余裕が無かった、ということが本当の所です。

ですので、上記のように「本番へピークを持っていく」ということを常に意識しておりました。

「今まで出来なかった新しいことをする」場合には、もちろん、今までよりも知識量が増え受験にプラスになることは間違い無いのですが、その新しいことをきちんと理解出来なかった場合も多々ありますので注意が必要です。

しかし人によっては、新しいこと(=一所懸命に問題を解くこと)に集中することも、

目の前の問題を一所懸命解く⇒頭の中が整理される・(試験に関係の無い・余計な事を)考える時間も少なくなる。

というメリットがありますので、一概に悪い方法とは言えません。

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私のように、本番が近づくにつれて集中を高めることが難しくなりがちな受験生の方々へ、これからの一か月間程度でおすすめする方法は、

自分の一冊を作る(見つける)


ことです。

この「自分の一冊」とは何かと言いますと、

1.ある教科(分野)の内容を薄く・広く網羅している。

2.あまりページ数は多くない(10分程度で一通り目を通すことが出来る程度)

3.持ち運びに適当なハンディタイプ(重かったり大きかったりしないぐらい)

などの要件を兼ね備えた参考書のことを言います。

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今から本番までには、机で勉強する気が起きなかったり、起き上がる気にもならなかったりする時期が来てしまうかもしれません。

例えそうなったとしても、ゴロゴロしながらでも良いので、とりあえずその一冊を眺めるというクセをつけることで、全く勉強していないという訳ではありませんから、結果的に精神的にかなり余裕が出来ます。

そして、その自分の一冊は、本番当日の会場へも持っていきましょう。

一か月間、常に目を通していた参考書の中身は、かなりの部分を暗記しているはずですので、本番の休憩中などちょっとした空き時間にも利用することが出来ます。

試験直前まで見直しをすることが出来、精神の安定剤にもなる「自分の一冊」作り、おすすめです!



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今回の画像は【みれのスクラップ】さんからお借りしました。ありがとうございます。


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