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僕は今日,留学のスタート地点に立った。

 海外医科大学事務局の予備審査を受けてきました。

初めて都庁前に降り立ちましたがなんとなく総理がいそうな雰囲気でした笑

 テストは英語と理科。

理科は物化生の融合問題とだけ知っていました。

英語に関しては文法問題が20問ほど。そして一つの長文読解問題です。

冷や汗ダラダラ笑

なぜなら僕は文法問題の勉強をほぼしていなかったからです。

国公立大学では長文読解問題が数問出題されるケースが圧倒的に多く,文法問題が手付かずになっていました。

しかしそんなことも言ってられませんから,

「こ,これは確かThat節が原形になる提案とかのやつ……。んっ?!選択肢のなかにshouldがないっ!?似た意味のought toでいっか……ぴえん」

といったふうにたいして聞いてもいなかった高校の授業を必死に思い出して解き進めました。

そして第二問は長文読解です。

核エネルギーによる発電とその代替エネルギーの話でした。

長文レベルは比較的易しく解きやすかったです。

ちなみに記述式でした。

僕はすべてマークだと思っていましたからドキドキしました笑

そして理科。

先ほどもお伝えしたように理科は物化生の融合問題と聞いていたので,それぞれ30点ちょっとの配点なんだろうと思っていました。

違いました。

大問が全5問,うち3題が生物(しかも基礎ではなくバリ計算),そして残り一題ずつ物化でした。

落ちたと確信しました。

僕は物化選択です。

生物基礎はお家で独学して備えていたつもりでした。

ひたすら細胞小器官(ミトコンドリアとか葉緑体とか)や体細胞分裂,免疫やホルモンを必死に覚えていましたが出たのは基礎ではなく生物の計算問題が8割,そして耳の構造です。

これもやはり生物の範囲でした。

落ちたと確信しました。

とほほ……

そしてそのあとは面接です。

どうせ落ちたと思ったのでこのまま帰ってやろうかと半ば自暴自棄になっていました。

しかしなんとか思い留まって前もって送った医学部英語プログラムの志願書の写真に目を通しました。

僕は今までこのような大切な面接をしたことがなかったのでとても緊張しました。

名前を呼ばれると,部屋に入る前に係の人からマスクを取ってくださいと言われました。

そしてノックをしてから部屋に入ってくださいと言われました。

もちろん言われなくてもそのつもりでしたが,余計に緊張しました笑

面接官は3人いました。

目の前に3人です。

ブラックアウト寸前です笑

真ん中に座った方がお荷物はそこにうんぬん,座ってくださいうんぬん。

そして同じ女性の方が質問を続けました。

覚えている質問の内容をここに箇条書きにしてみます。

・どうして医学部英語プログラムを志望しているのか。
・どうして数ある事務局の中でここを選んだのか。
・どんな医者になりたいのか。そしてそれはなぜか。
・将来の夢はなにか。
・どの大学に行きたいか。そしてそれはなぜか。
・一人暮らしはできそうか。
・長所と短所をそれぞれ
・国内の大学はどこを受けたのか。そしてその結果。

面接-日本語

そして今度は英語の面接が始まります。

真ん中の女性の右隣の女性に切り替わり,英語での面接が始まります。

もちろん僕も相手の方も英語を用いて会話します。

・自己紹介をしてください。
・1日にどのくらい勉強しているか。
・どうして医者になりたいのか。
・なんの専門医になりたいのか。

面接-英語

このようなことを訊かれました。

答えるとさらに深掘りされることもありましたが,特に困ったことはなかったです。

強いて言うなら,日本語で訊かれた短所です。

長所は小学生の頃から先生に褒められたり,それこそ紙に書いたりといろいろありますが,短所はありませんでした。

つまりなかなか言えなかったのです笑

僕が自分自身をパーフェクトヒューマンだと思っているわけでは勿論ありません笑

ここで変なことを馬鹿正直に言うと,面接官の眉をひそめさせる(?)ことになりかねないという妙なプレッシャーがかかります笑

長所の時にはないものです。初めての経験でゾクゾクしてしまいました笑

面接自体は大体15分くらいだったのだと思います。

体感は30分でした笑

結局一番左に座っていた男性は一度も話をしませんでした。

しかしたまに僕の話に笑ってくれたりしてくださったので,すぐに緊張がほぐれ,楽しく面接をすることができたのでとても感謝しています。

僕は多分,面接が得意です🤣

面接はとてもよくできたと思いニコニコしながら会場を出ました。

電車に乗るとトラウマとなった理科のテストがフィードバックし,目の前を真っ暗にしながら帰宅しました。

そして結果は一週間後に出ると言われました。

今日がその一週間後です。

合格 でした。

大学に受かったわけではありませんから,大騒ぎするほどのことではありませんが,安堵が思ったよりも大きく,嬉しかったです。

僕は今日,留学生活のスタートラインに立ちました。

次の目標は,

5月下旬の大学本試験に合格すること。

どうかこれからも応援をよろしくお願いします。

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