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中古マンション解体ショー

リノベーション工事の一番最初の工程は「解体」です。
解体前のお部屋が見れるのはこれで最後だと思うとなんだか切ないです。
鈴木雅之さんの”さよならいとしのBaby Blues”が聴きたくなりますね。

こちら築46年のマンション。
解体にとりかかります。
細い腕をまくります。(僕は見ているだけです)

キッチンを外します。
かつておいしい肉じゃがが作られてたであろうこの場所で。
キッチンというより台所という呼び名の方がふさわしいでしょうか。

天井も抜いてきます。
ここは20センチくらい上がったでしょうか。
46年前、誰がこの天井を壊されるなんて想像したでしょうか。

天井の木軸も大方とれました。
ちょこっと残っているのが可愛いです。
残そうか、いや、心を鬼にして撤去します。

この穴は最初から空いていて、解体で壊した訳ではありません。
奥に見えるのはマンション共用部の給配水管です。
ここをPS(パイプスペース)と呼びます。

この状態を「スケルトン」と呼びます。
「腕相撲」で韻が踏めますね。
ラッパーの方、ぜひ。

解体工事はもの凄い音が出るので、近隣住民からの騒音クレームが最も出やすい工程です。ですので、工事前にしっかり工事申請を行い、管理組合の承認を得て、近隣挨拶を行った後に着工します。

ここから約2ヶ月後には完成です。完成が楽しみですね。





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