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田崎さんが驚くことでも村上さんは驚かないかもしれないし、 村上さんが驚くことに、木村さんは驚かないかもしれない。 だから俺が驚いたからって、 皆が驚くわけではないと思うけれど、俺的に驚いたことがある。

帰り道のこと。
進行方向の電灯の明かりの下、道路にカブトムシを発見。

「おお、こんなところでカブトムシに出くわすとは、激レアじゃん」
カナブンじゃないよね、メスのカブトムシだよね。でかいもん。

このパシフィックハイウェイではいろんなものに出くわす。
ポッサムとか、でかいネズミ(なんていう名前なんだろうか)、白ウサギ(誰も信じてはくれなかった。日ごろ法螺ばかり吹いているからだろうか。いや、法螺とか吹いてないし。気の利いたジョークだし。)にも遭遇した。カブトムシは初。

歩み寄ってしゃがんでみて、しゃがんだスピードの倍のスピードで後ろに跳ねのいた。幸い誰もいなかったが、人が見たら「忍者だ!!忍者出没!!オーマイガッ!!」だったに違いない。

そう、ご推察のとおり、でっかいでっかい「せせらぎ」だったのっ。

さて、「驚く」ということにも個人差がある。
木村さんが驚くことでも田崎さんは驚かないかもしれないし、
田崎さんが驚くことでも村上さんは驚かないかもしれないし、
村上さんが驚くことに、木村さんは驚かないかもしれない。

だから俺が驚いたからって、
皆が驚くわけではないと思うけれど、俺的に驚いたことがある。

学生時代、 授業中に先生の目を盗んで、 消しゴムのカスを丸めたものとか紙くずとかを 友達に投げつけたりした。あと、メモを回し読みしたり。

俺もした。

ってことはいつの時代もあるようで、 講師の立場になって授業するようになると その授業を受ける生徒たちが同じようなことをやり始める。

俺のクラスでもそれがある。と言ってもやっているのは一人だけ、 一番でかくてケンカの強そうなヤツ。

口に含んで唾液を含ませ丸めたティッシュを弾にして、吹き矢風に吹く。 紙飛行機を飛ばす。

そしてメモ。この折ったメモの表には「Read! Xゲーム」と書いてある。 それを開けると中に入っているのが なんと「陰毛」(←作った本人の)。

これには驚いた。 中学3年生の自分の「陰毛」を授業中に自分で抜いて人に渡してそれを人が嫌がるのをみて喜ぶ。俺には理解しづらい。

思春期に自分の陰毛など、恥ずかしさが先に立ちはしなかったか?

で、 その話をしたところ、 現地の学校の先生から、同じような話が。

ハイスクールの生徒で 家庭科の時間に作った食べ物に やはり自分の「陰毛」を入れて 分かれた彼氏に食べさせようとした事件?があったらしい。

男子だけでなく、女子まで…。
心理学の先生にどんなことになっているのかちょっと聞いてみたい。

ご時世ということだろうか。

木村さんも田崎さんも村上さんも驚かないかもしれないけど
俺はかなり驚いだのだ。。

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