機能性ディスペプシアのきっかけ

皆さんはどんなことがきっかけで機能性ディスペプシアになりましたか?

私は、小学生の頃にバスケを習っていたのですが、当時のコーチたちがとても怖かったのと、過酷なトレーニングも相まって、どんどん痩せていき、食べ物があまり食べられなくなる状態になりました。

当時はまだ「機能性ディスペプシア」(以下FD)という病名はなく、病院に行くわけでもなく「胃もたれが酷い」という状態のまま生活していました。
揚げ物や甘いものを食べると数時間は気持ち悪くてグッタリしていました。

当時は整骨院の父がその症状に対する治療を毎日してくれたおかげで、薬を飲まずに済みました。
その後バスケを辞めてからは無事食欲が復活しました。今思えば、相当なストレスだったんだと思います。

その後は全くFDとは無縁の生活を送っていましたが、社会人になってから仕事や人間関係のストレスを抱えた時に、再発しました。

当時は、「吐き気や胃痛、胃もたれ、胃酸逆流」などの症状が強かったにもかかわらず、胃カメラではほぼ異常なしだったのです。
逆流性食道炎の症状も発症していましたが、後々医師たちから、それらの症状は「知覚過敏」だと言われるようになりました。

そして、突然急性胃腸炎にかかったことがきっかけで、一気に悪化しました。
そこから体重が10kg以上落ち、最終的にはもともとあった体重からおよそ20kg近く痩せてしまいました。

主治医曰く、FDはそういった仕事や学校、人間関係などのストレスがきっかけで発症するパターンと、私のように急性胃腸炎やノロウイルスなどの嘔吐等がきっかけで発症するパターンがある、と言われました。いずれにせよ明確な原因がはっきりとしていないのですが、遺伝性の病気ではないということが研究では分かっているそうです。ただ、患者さんに聞いてみると実際は身内に少なからずFDの症状を持つ人がいる、という方が多いそうです。

FD発症の原因はそれぞれですが、一昔前までは「胃腸炎」「神経性胃炎」などという言葉で表現されており、日本人でも多くの患者さんが悩まされている病気です。

私もこれまで10数か所の病院を渡り歩きましたが、多くの病院で(しかも専門であるはずの胃腸内科ですら)「機能性ディスペプシア(FD)」というワードが出てこなかったのです。

これだけ深刻で辛い病気の割に、あまり医師たちの中できちんと認知されていないのかもしれません・・・。

今日はFDのきっかけについてまとめてみました♪これからは、このサイトにて様々な治療法を公開していきます(^^)/


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?