食生活を意識してみる

ヴィパッサナーで学んだことは、「意識」することで無意識だった世界をコントロールできることだ。

今日は普段から無意識に行ってる食生活について意識を向けてみよう!

大半の人は、スーパーに行って食べ物を買って、料理して、食す。

人間は昔、その日狩で仕留めた獲物を食したり、野に生えている菜を食していた。その日に食べられるものを食べて生きていた。そのため、人間は生きられるように柔軟に適応できる体に進化してきた。

いつしか農の知恵がついて、畜産の知恵がついて、調理の幅が広がり、世界中の食べ物が流通するようになって、保存技術が発展して、それら売買すできる物も多くなって、好きな時に好きなだけ好きなものが食せる社会を作り上げた。

全てが害のないものであればいいのだけど、人というのは残酷で、競争が起きてしまうと非人道的な行動を起こしてしまう。
科学的に人間が最も欲するようになる調味料の量を調整して、人体の欲する欲望に働きかけて、購買欲を高ぶらせている。

美味しいと思うものなので、害のないように思えるが、身体がよろこんで美味しいのではなくて、
強い味の刺激が脳に直接叩きつけられているだけなので、身体が必要としていないものを食ベルようになってしまうのだ。
脳への刺激が強すぎると中毒性も高くなるし、その副作用で脱力、鬱のような症状も出てしまう。
体の処理も追いつかず、不健康な体になっていく。

ポテトチップス、甘いチョコレート、少し味の濃い目の料理、化学調味料等、ほとんどの売り物で言えることだと思う。
人は体の処理とは関係なく中毒に至った脳は刺激に慣れてしまいさらに強い刺激を欲するようになっていく。そのため不の循環から脱却できずに不健康な体が病気を発症するようになってしまう

このように、人の欲に働きかけて、「欲するようになる」ように商品作りされた食品は、歩の循環しか生まない。

人体はバンランスを保ちながら機能してる。
刺激の強いものを与えればそれを中和するように、刺激を弱める物質を人体は作ろうとする。
ただ中和するために時間もエネルギーも欠けてしまうので、体の修復や免疫に使うエネルギー削いてしまっている。
そんなの勿体無いと思いませんか?

でもここには悪者はいなくて、作り手は競争しているのだから手段を選ばないのは必然で、そのおかげでさまざまな革新的な食品が産まれていることは喜ばしいことだと思う。

でもこれらの商品は毎日ではなくて、たまに食す程度の物であるということを理解しておかないといけない。
理解した上で、購入する回数を減らせられるようになるには強い意識が必要で、これができている人達が本当に大人なのだと思う。

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