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仕事観

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事業部門から人事部門へとキャリアを歩む過程で、意識的、無意識的に育まれてきた考え方を綴った記事を集めました
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#仕事のコツ

人事の顧客は誰か?~社内広報の視点になぞらえて考える

人事の顧客は誰か?~社内広報の視点になぞらえて考える

社会人の基本動作を語るとき、よく「顧客視点」や「顧客志向」というものがその下支えとなる概念として取り上げられますが、人事にとってそれが具体的に何を指すのかは、諸説あるところです。

一昔前だと、本社機能、あるいはコーポレート部門は、売上をつくりだす事業部門がプロフィットセンターと位置づけられるのに対比して、コストセンターと表現されることもありました。

現実に、社外から対価を得るようなアウトプット

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何者でもない私を受け容れる

何者でもない私を受け容れる

若手社会人さんとの接点のなかで「どうすれば評価されるのか」を強く気にかける方に出会うことがあります。

会社は、上司は、人事は何を見ているのか?

組織で働く以上、そこで使われる物差しを理解しておくことはもちろん大切なことだと思います。人事評価の基準にしても、社会人の基本能力として最低限何を身につけておくべきかの指針として役立つものですし、社内で決定権を持つ人たちが何を重視しているのかを知ることが

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ハードワーク! ~正しく自分を追い込める人になろう

ハードワーク! ~正しく自分を追い込める人になろう

キングコングの西野さんが語る仕事論。特に若手の方へのメッセージがいつも本当に深く頷かされるもので。

抜きん出たければ、スピードを上げてとにかく量をこなす。そして質の向上に転換していく。そのためにはハードワーク一択。とにかく励む。それだけ。

厳しいように聞こえるかもしれないけど、現実感のある話だなと思う。

少しだけ私の解釈も付け加えると、これは「回転数を上げる」という話。

大切なのは、成功で

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