見出し画像

メンターの存在が「自分らしさ」を気づかせてくれる

人に思ってもないこと言われた時どう感じますか。

社会人でも学生でもよくあることだと思います。
相手にどんな風に思われているかなど、なかなか知る機会がないかと思います。
でも、自分が思っていることと逆のことを思われている時、あなたはどう感じ、どのように行動しますか?

●メンターとの出会い

自分には、師匠(メンター)と言われる存在がいました。

メンターとの出会いは学生時代です。

その方は、ある会社の営業部長されていました。
縁あって学生ながら就職活動後、営業のお手伝いしていました。
当然営業のいろはも知らず、今考えると怒られているイメージしかありません。

自分は人よりも飲み込みが遅く、何倍も時間かかっていたと思います。
その後、自分が営業の仕事に就職し、そこで目標達成することができ、気持ちが営業に向かなくなった時、退職という決断をしました。

そしてふらふらしている時にこの方に誘われました。

●メンターとの関わり方

この方を慕う方が多くいて、ボランティアグループができあがりました。
当時のメンバーは、年が1~2歳しか離れていない7~8人の集まりでした。ほとんどフリーターで、どこかで自分のやりたいことを探している人が多かったと思います。
そこでも散々怒られ、気づいたら朝まで活動をしていることも度々ありました。 

活動としては、普段は町のゴミ拾い、粘土をつかったクレイアニメで子供が集まるイベントに出展したり、障害施設にてのボランティア等、他にも様々なものに参加していました。

そして定期的にイベントで自分達の活動内容を紹介していました。
最初の頃はなじめず、よく自分も逃げ出さなかったなと思います。

どこかで感じていたのです。

その人の愛情を感じた出来事としては自分以上に自分のことを考えてくれていたことです。

例えば気持ちが落ち込んだ時には直接褒められることはありませんでしたが、必ずメールがきます。
口では言ってないのにあまりにもちょうどのタイミングが良すぎて、逆に落ち込んでいたことに気づかされるぐらいでした。

その時に「この人には勝てないなあ」と思いました。

●相手に気持ちを伝える難しさ

相手に間違って伝わることよくあります。
その時、皆さんは相手のせいにしますか?

当時の僕はしていました。

すると必ずその方に怒られるのです。

その当時の私は、すぐには認めないし、謝らない、そうするとまた怒られる、無限のループにはまり、それをみていた仲間は一生懸命自分が間違っていることを様々な例を出されて理解させようとしてくれます。
そうしてようやく自分の心が折れて認める、頑固だったと思います。

そうしている内に自分が人をまとめる立場になる機会をいただきました。
指導しようとすると中々聞いてもらえないことは沢山ありました。
まるで自分を見ているようでした。

ここで気づいたのです。

●メンターの気持ちを理解する

師匠(メンター)はこんな気持ちを抱いていたのを感じました。
そこには何の見返りも求めず、ひたすら相手を想って伝えるのみです。
自分が傷ついて、裏切られても、相手を信じる、だからどこかで愛情を感じていたのだと思います。

それからの自分は、関わる方々に同じような姿勢で接するように意識していきました。
当然すぐに相手は変わりませんが、自分が変わるしかないと想い関わり続けました。

そうすると段々と人の気持ちがわかるようになってきます。

そして自分の気持ちも。

「自分らしさ」が芽生えてきたのはいうまでもありません。
自分に対して間違った認識をしているから抵抗するのです。
人との関りを通して「自分は何を想っているのか」強制的に向き合います。その想いを発することで自分との約束が生まれ、結果自分らしくなっていきます。

つまり偽った自分からの卒業です。

●自分がメンターになる瞬間

不思議なことがおこりました。

あれだけ誰よりも自分のことを指導していた師匠(メンター)が、一切何も言わなくなりました。
褒められることはありませんでしたが、認めてもらえたのかなと実感した瞬間でした。

やりたいことがわからない人は自分に対する認識が間違っている場合はよくあると思います。
師匠(メンター)はそこを気づかせようとしてくれていたのです。
そして自分を取り戻した時に目的が達成し、言葉がなくなったと思います。

その瞬間にメンターに対して「感謝」しかありませんでした。

そして自分自身がメンター的立場になる機会を頂いた時、いつも思うことが、「感謝」の想いをもってして頂いたことを人に伝えていくことだと思います。

日本語の言葉に「恩送り」という言葉があります。
正に今自分が人に関わる時のモチベーションになっています。

あなたの心に炎は灯りましたか

下記から申し込みできます。↓


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?