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蹂躙される投資家たちと副次的被害 ~ Necromancer Report 金融大量殺戮兵器

国税庁のデータによると日本には
およそ2.7百万もの法人があるらしい。

日本で上場している企業数は、
株式で資金調達しずらそうな
東京プロマーケットを無理やり入れても4千社以下。

日本では上場審査があり、
上場までに数年かかる上に、
監査法人・引き受け証券会社の数も少ない。
結果、年間に株式を公開する企業数は限定的だ。

しかも、上場しても
株式レポートが出る様な企業にまで
成長できる企業数は極めて少ない。
日本は一度株式公開にさえ辿り着ければ、
機関投資家に相手にされず、
デイトレーダーや反市場勢力みたいな属性に
「おもちゃ」にされるような銘柄が多いと揶揄されてきた。

果たして米国はいかがであろうか?
1990年以降、米国株式市場は、
中国企業の株式公開が頻繁に行われた。
(最高潮では500社)

(国営も含む)共産主義国家の企業が、
自由民主主義の国から資本調達をおこなったのである。
現在でも、約250社が米国に上場している。

果たしてこれらの企業の多くはIPOゴールの様な企業価値で、
楽観的な資本主義者(株式市場には楽観主義者が多い)から
資金調達し、今は取引量も低迷する銘柄ばかりとなってしまった。
(債券市場には悲観主義者が多い気がする)

さすがに、こうなると
いくら多様性を重視する文化でも
受け入れ難いのであろう。

資本市場での投資家蹂躙にとどまらず、
科学技術分野における英知の収奪とも言える
千人計画

を経験してしまった故の分断であることを
改めて認識するに至った。

果たして、
これによって
100億円、否、
正確には$100mio
(もう面倒臭いから150億円)未満
の新規株式公開の機会は
しばらく訪れないかもしれない。
これも、それも、彼らが、会計監査もさせずに
適当な財務諸表で上場し、
挙句の果てには、全部嘘で塗り固められていたからなのだ。

もちろん、それを許してきた環境もよろしくなかった。

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