見出し画像

「夫婦の形」や「家族の形」なんて別に何でもいいと思うのですが・・・

こんな記事を見つけました。

記事では子なし夫婦に嫉妬したり、敵意を向ける人がいるとのことですが、率直な感想は「そんなヤツいるんだ~、へえ~」というところです。

というのも私も「子なし」ですが、誰かに「お子さんはいますか?」と聞かれたら「いません」でだいたい終了です。それ以上何かを言われることはないです。

他にも我が家は国際結婚を利用した合法的な夫婦別姓を貫くなど、世の中の夫婦や家族の「あたりまえ」とはちょっと違った形ではありますが、未だに「なんでお前のとこは子供をつくらないんだ!ずるいぞ!」とか「なんでお前のとこだけ夫婦別姓なんだ!ずるいぞ!」と言ってくる人にはリアルで出会ったことはありません。

むしろそういう人が居たら「好奇心」と「怖いもの見たさ」からぜひ会ってみたいぐらいと思っているぐらいです。
(たぶん向こうのほうがウンザリして退散すると思いますが…)

そんなわけで、「夫婦の形」や「家族の形」なんて世の中のマジョリティから大きく逸脱したものであっても何ら実害を被ることはなく、見ず知らずの誰かがネットで「●●はずるい!」「●●は許せない!」と書き込むぐらいで、私の知らないところで誰かが「ムキー!」となったところで別に何の影響もないのが実情です。

もっとも私のように「夫婦の形や家族の形なんて別に何でもいいじゃん~」と思っている人なら最初から気にしませんが、世の中には「夫婦の形や家族の形は何でもよいわけではない」と思っている人もいらっしゃるので、その人たちは気にするのかなと思いました。

例えば、夫婦の形や家族の形についてまだまだ下記のような考え方がマジョリティを占めるのかもしれません。

  • 結婚は異性同士でするのがあたりまえ

  • 結婚したら子供をつくるのがあたりまえ

  • 子どもがいないうちは共働きがあたりまえ

  • 家族は同じ名字で揃えるのがあたりまえ

もし「マジョリティ側にいたい」もしくは「世の中のあたりまえから外れたくない」と思っている人が上記のような「夫婦の形、家族の形」に自分自身がなれなかったときは罪悪感を感じてしまう可能性もあると思います。

こればかりは難しい話で、「自分自身があたりまえを実現できなかったことに罪悪感を感じている人」や、「自分たちのあたりまえから外れた人に対して嫌悪感を感じている人」に対して「夫婦の形や家族の形なんて別に何でもいいんだよ」と力説してもたぶん響きません。

もし子供がいないことに罪悪感を感じてしまう人がいたら私は何もできないし、何もしないで放っておく思います。

「夫婦の形や家族の形なんて何でもいい」と思う人と、「何でもよくない」と思う人は価値観があまりにも違い過ぎるため、そこは無理にお友達になる必要もなく、お互いに「赤の他人」として棲み分けたほうがお互いにとって幸せかもしれません。

夫婦の形や家族の形なんて当人が良ければそれでいいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?