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元日に営業していたお店の店員さんが全員外国人の方だったこと

昨日は元日ということで営業しているお店は少なかったのですが、いくつか年中無休のお店もあり、選択肢は限られるものの買い物と食事に困ることはありません。

私も買い物などで近所のお店に入ったのですが、どのお店も外国人の店員さんだけで運営していました。(実際に国籍を確認したわけではなく、あくまで名札と言葉の訛りからそう判断しました)

(実際に行ったお店)

  • まいばすけっと(スーパー):中国人の方が1人

  • 松屋(定食屋):東南アジアの方(ベトナム?)が3人

  • セブンイレブン(コンビニ):インド人の方が1人

※客の私も外国人ですが

こんな感じで様々な国からやってきた人たちが「元日でも買い物や食事に困らない便利な生活」を支えてくださっているというわけです。

確かに外国人が増えると「正月だから休みたい」という人ばかりではなくなるので正月も営業したい企業にとっては人手を確保しやすくなるというメリットもあります。

一方でここ数年は従業員に配慮して正月に休業するお店は増えており、街に出ると営業している店は年々少なくなっているという実感があります。

ひと昔はどこも年中無休は当たり前でしたが、365日24時間営業が売りの吉野家ですら私の家の近所の店は22時閉店にするぐらいです。

余談ですが私がマクドナルドで働いていた頃は年末年始の人員確保が毎年の悩みであり、帰省しないアルバイトに半ば無理やりシフトに入ってもらっていました。

ただ今のご時世でそれをやってしまうと「ブラック企業」の烙印を押されるので、スタッフが確保できない企業は休業せざるを得ない事情もあると思います。

このことをどう見るかは様々な観点がありますが、一つ確かなことは人口が減り続ける日本は「働いてくれる外国人がいないと経済活動が止まることがある」ということです。

ただし、この先は外国人もわざわざ日本を選ぶとは限りません。

もし日本側が「外国人大歓迎!」の姿勢を示しても、外国人のほうが「日本なんか行かねえよ」なんてことになってしまったら正月はゴーストタウンとなってしまう可能性もあります。

この先はどうなるかわかりませんが、快適な暮らしを続けたいなら日本が外国人にとって「働く魅力のある国」になる必要があるかもしれません。

日本に住む外国人の一人としてはぜひそうなってほしいところですが・・・

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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