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「恋人をつくりたい」という欲求が分からない

――「付き合いたい」と言う欲求は「好き」と言う状態の延長線上にあるものだと思っていて、好意がなければ「付き合いたい」という気が起こらないという風に考えます。


人生は物語。
どうも横山黎です。

今回は「恋人をつくりたいという欲求が分からない」というテーマで話していこうと思います。


◆恋人をつくりたい?


普段創作のことを書きますが、たまには色恋の話を。は他人にあんまり理解されない恋愛観について今日はつらつらと書いていこうと思います。誰得なのでしょう(笑)

大学生になれば、基本的に話すことなんて授業のことかバイトのことか恋愛のことで、そのローテーションで飲み会の時間を繋ぎます。で、なんだかんだ一番盛り上がるのが恋愛のことだから、数時間もすればその話ばかり。仲の良い友達と帰り道に話しているときとかも同じようなものです。


少し前のことですが、僕が話して自分の恋愛観があまり理解されなくて困ったことがあります。味方がほぼいないので、きっとマジョリティは向こうだし、数の理論でいえば正しいのは僕以外ということになります。

でも、僕がマイノリティであることを、僕が間違っていることをすんなり受け入れることができないので、いろんな人の意見を聴いてみたいのです。


さて、前置きはこのくらいにして、本題に入りましょう。タイトルにもあります通り、僕は「恋人をつくりたい」という欲求があんまり分からないんです。



◆「好き」と「付き合いたい」


別に、僕は人並みに恋をしてきたし、機会があればこれからも出逢いに導かれることでしょう。でも、「機会があれば」なんですよね。

僕の考えと大学の友達らの考えを整理すると、「好き」と「付き合いたい」の順番が逆であることに気付かされます。


よく聞くのが「彼女できない」とか「出逢いに恵まれない」で、それって「付き合いたい」とい欲求が先に来ているからこその発言だと思うんですよね。


僕は、「付き合いたい」と言う欲求は「好き」と言う状態の延長線上にあるものだと思っていて、好意がなければ「付き合いたい」という気が起こらないという風に考えます。だから、「好きになった人と付き合いたい」という欲求は理解できるんです。というより、僕の欲求をちゃんと表現しています。


たとえばの話、「好きになった人」に「彼氏がいる」という条件があれど、好きである状態に変わりはないし、易々とあきらめて他の恋人をつくろうという気にはなれないんですよね。「付き合いたい」という欲求は、「好き」という心の状態に勝てないので。


また、「好きになった人」と晴れて付き合うことができたけど別れることになってしまったとします。「別れた」という条件があれど、もう話すこともないし、会うこともできなくなるかもしれないけれど、僕の「好き」という心の状態に変化が起きるかといわれれば、そんなことはないんですよね。

僕は自他ともに認める「未練がましい男」ですが、ちゃんと自分の心理状態を突きつめていくと、以上のような理由から「未練」を持ち続けちゃうわけです。


◆ひっくり返されるまで……


マイノリティはおかしい!間違いなんかじゃない!と冒頭話しましたが、なかなか厄介な修正だと自分でも思います(笑)


心の状態が革命的に変化することを、僕は「ひっくり返される」と表現するんですが、その現象が起きるまで、僕は次に一歩を踏めないんですよね。というより、踏もうという気が起きない。


きっと「好き」という状態を無視して「付き合う」ことはできなくはないと思います。僕も一度それを経験したことがありますから。

というのも、高校時代、元カノへの未練を断ち切りたくて、前へ進みたくて、好意を持ってくれていた人と付き合ったことがありましたが、結局未練を断ち切ることができませんでした。相手のことは傷つけるし、自分は罪悪感に苛まれるし、誰も幸せにならなかったんですよね。

それ以降、僕はひっくり返されないと動かないようにしています。「Aさんが好き」という心の状態がひっくり返されるまで、僕は「Aさんが好き」なんですよね。で、「Bさんが好き」という状態にひっくり返されたら、僕は「Bさんが好き」になるんですよね。

書いていて分かります。きっとちゃんと理解されることはないんだろうなあと(笑)


でもね、これが僕の心の動きだし、変えようと思って変えられるものではないし、これを正解にしていくことが、進むべき道でしょうから、胸に秘めながら信じて歩いていきます。


多分、僕は自分が思うよりも、子どもなんだと思います。

良くも悪くもね。


最後まで読んで下さりありがとうございました。

20220802 横山黎

小説『Message』手売り43冊目!
小学校の同級生!
成人式の同窓会で一緒だった子😁


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