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その足跡、誰かが見ている。

――インスタのストーリーやnoteの記事は、過去の出来事を写真や文字を通して、不特定多数の人に届けます。自分が歩いた道を振り返って、そこにある足跡を残していっているわけです。


人生は物語。
どうも横山黎です。

今回は「その足跡、誰かが見ている」というテーマで話していこうと思います。


📚元バイト先の同僚からのDM

今朝、僕のInstagramにDMが来ました。通知を見てびっくり、元々僕が勤めていたバイト先の同僚でした。さらに驚いたことに、僕の小説『Message』を読んでくれていたのです。その感想を、わざわざDMで伝えてくれたのです。

あんまり気持ちの良くないやめ方をした職場だったので、そのときの同僚との関係が続いていなかったんですが、まさか僕の作品がきっかけで連絡をくれるとは。

連絡をくれた同僚は僕と同じ大学の後輩です。大学の図書館に置かれている小説『Message』を借りて、読んでくれたようです。手売りの様子やnoteの記事を紐づけたインスタのストーリーを見てくれていて、読もうと思ってくれたみたい。

またしても、僕はこれまでの自分に助けられました。


📚僕の足跡

Amazonで出版したまだ無名の作家の本が大学の図書館に置かれているのは、僕が去年と挑戦したビブリオバトルがきっかけでした。自分のおすすめの本を5分間で紹介する書評合戦のことです。

僕は小説『Message』を届けるために、自分の本をおすすめするという破天荒な挑戦を果たしました。全国大会までは行けたんですが、結果は準決勝敗退。悔しい思いをしました。

ただ、ビブリオバトルをきっかけにいろんな出逢いが生まれました。大学図書館、大学前の本屋さん、大学生協の書籍部から声がかかり、本を置かせてもらうことになりました。大学広報室、茨城新聞の方からお話をいただき、インタビューを受けることになりました。

僕の作品を届けるための挑戦が、いろんな出逢いを生んだのです。それをnoteやインスタを通じて足跡を残すことで、たくさんの仲間から応援していただけました。その軌跡は今もなお効力を持っていて、こうして元バイト先の同僚に本を届けることができたんです。


📚その足跡、誰かが見ている

インスタのストーリーやnoteの記事は、過去の出来事を写真や文字を通して、不特定多数の人に届けます。自分が歩いた道を振り返って、そこにある足跡を残していっているわけです。ストーリーは1日で消えてしまうけれど、noteの記事は半永久的に残り続けます。アカウントを削除しない限り、ずっとずっと残り続けます。

その足跡は、誰かが見ています。自分が思う以上に、意外と、見られているんです。それは僕が実際に持った感覚からいえることです。だからこそ、自分でも想像し得ないタイミングで、想像し得ない人が、過去に自分が刻んだ足跡を気付かせてくれる瞬間があるわけです。

友達から、「そういえばあんなこと書いてたよね」と指摘されることがありましたし、この前、読売新聞社の方からビブリオバトルのことで電話を頂いたんですが、その人も「noteの記事読みましたが……」と言ってくれて、さすがに驚きました。

noteの記事でも、最近はありがたいことにスキをしてくれる方が増えてきました。毎日足跡を残してきたからこそ、僕の存在に気付いてくれたのではないかとも思います。

これからも足跡を残していきます。誰が見てくれているか分かりませんが、そこにひとつの希望を抱きつつ、自分の信じる道に足跡を残していきます。最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

20230123 横山黎



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