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そこに行けば誰かいる場所が好き。

ーー「そこに行けば誰かいる場所」を探し続けていきたいし、新しい出逢いを大切にして、いろんな人とつながりたい。そして、いろんな人をつなげたい。

人生は物語。
どうも横山黎です。

大学生作家として本を書いたり、本を届けたり、本を届けるためにイベントを開催したりしています。

今回は「そこに行けば誰かいる場所が好き」というテーマで話していこうと思います。




📚昨日会った人たちのこと

昨日のことです。何でもない1日だったんですが、振り返ると、眩しい気付きを手にすることができたので、今日はそんな話をしようと思います。

昨日の朝、僕の高校時代の友達から連絡が来ました。彼女とはキャンパスが違うんですが、所用があって僕の通うキャンパスに来ていたそうで、もしよかったら学食でお昼一緒に食べないかと誘われました。

研究室での日々がそれなりに辛いらしくて、定期的に話を聴いて、彼女のストレスを消化させているわけですが、昨日も似たような感じでした。

僕と別れてからはまた研究室まで戻るようで、「マジ行きたくない」と何度も溢していました。学生がそう思ってしまうような環境をつくってしまっていることに大学や教授、その研究室への不信感は募るし、かといって声を上げたところで環境を変えられるほど柔軟な組織ではないだろうし、ならば結局僕には話を聴くくらいしかできないのかあ......などなどいろんなことを思っていました。



彼女をバス停まで見送った僕は、そのまま大学図書館に向かいました。noteを書いたり、卒論を書いたり、小説を書いたり......夜まで作業を続けていました。

図書館を出るとき、出入り口付近に知っている顔を見かけました。大学広報室の山崎さんという方です。

ちょうど一年くらい前に知り合った方で、インタビューしていただいて大学生作家としての僕を大学のホームページで取り上げてもらったり、自分の企画運営したイベントの広報をしていただいたり、ラジオの放送局の方とつなげてもらったり、ちょこちょこお世話になっている方です。


山崎さん(右)


「ビブリオバトルおめでとうね!」

先日ビブリオバトルの大学大会があったんですが、そこで僕が優勝したことに触れてくださったり、たいがくんを紹介したお礼の言葉をいただいたりしました。

たいがくんは、僕と同じ大学4年生なんですが、近々フルアルバムをリリースするミュージシャンです。少し前に知り合って、彼のことをインタビューしたこともありました。せっかくだし大学の方でも大々的に取り上げてもらいたいなあと思い、少し前に山崎さんに紹介しました。

今週末にはたいがくんにインタビューするようで、そのうち大学のホームページにも載ることでしょう。

昨日1日を振り返って、目立った出来事はなかったけれど、思いがけないつながりを感じることができて、これはこれで満足度の高い日だなあと感じたのです。


📚そこに行けば誰かいる場所

小学生の頃、僕は近くの公園によく行っていました。東京都北区にある滝野川公園という滝のある公園です。

友達とサッカーをしたり、アスレチック鬼ごっこをしたり、敷地内の施設でゲームをしたり、日が暮れるまで遊んだものです。

あの頃、学校終わって家に着いたらすぐさま宿題を終わらせて、家を飛び出して公園に向かっていました。誰かと約束したからではありません。行けば誰かいるからです。

公園に集まったメンバーと何をして遊ぶのか、その場の流れで決めていたものです。もちろん僕みたいによく来る人はいたけれど、日によって違うメンバーと一緒にその時間を過ごしていたんです。

そこに行けば誰かいる場所。

そして、何かが起こる場所。

そんな空間が好きなのは今も変わっていなくて、最近でいえば、住み開きシェアハウス「はちとご」がそうなのかななんて。



📚つながる、つなげる。

はちとごは、僕の通う茨城大学から徒歩2分の場所にあるシェアハウスです。普通のシェアハウスとは違い「住み開き」という活動をしていて、「はなれ」と呼ばれる場所をコミュニティスペースとして地域に開放しているんです。

ですから、住人だけでなく、日々いろんな人がそこを訪れているんです。

かくいう僕も、友達に誘われて、はなれに来たことで入り浸るようになりました。そこに集まる人はみんなあったかくて、良い意味で干渉しすぎません。頑張っている人を応援したり、GIVEの文化が育っているステキな場所なんです。

はちとごも、そこに行けば誰かいる場所で、約束もせずに集まった誰かと起こす化学反応を楽しめる場所なんですよね。流れで物理の授業が始まったり、散歩にいったり、ボードゲームをしたりする。



子どもの頃からこういう空間が好きで、今も変わらずに好きってことは、これからもきっと好きなんだと思います。極論どこでも良いといえばどこでも良いんですが、あの頃の滝野川公演、大学やはちとごのように、「そこに行けば誰かいる場所」を探し続けていきたいし、新しい出逢いを大切にして、いろんな人とつながりたい。そして、いろんな人をつなげたい。

そんなことを思った昨日という何でもない1日でした。最後まで読んでくださりありがとうございました。

20231016  横山黎


※今日紹介したたいがくんの曲↓↓↓


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