人は見かけによらないって話

こんにちは。

前回の記事（Apple信者の私がiPhoneを卒業したワケ）でフォローしてくださったみなさん、ありがとうございます！

今日はその前の記事、誰だってきっと波乱万丈 の続きを書いていきたいと思います！
（後編がかなり遅くなってしまいました………）

憧れの女子大生ライフ

無事に高校生活を終え、AO入試で都内の大学に合格しました。

イギリスから日本に帰国し、国内線に乗継ぎ九州の実家へ着いた矢先。あの東日本大震災が起きました。

九州にいた私は初めは何も知らず、友達からの連絡でとんでもないことが起きたことを知りました。
もし後2〜3時間飛行機の時間が遅かったら、羽田空港で一人地震に直面していたと思うと、恐怖でしかありませんでした。

地震の影響はありましたが、3月末に上京・引越しし、東京での夢の一人暮らしがスタート。

同じ大学に入学が決まっている子たちを集めて女子会したり、これから始まる大学生活にとにかく毎日わくわく❤︎

だったのですが、東日本大地震の影響は大学生活にも現れます。入学式は中止になり、授業開始も5月に後ろ倒し。自分の中で思い描いていたスタートの形とは全く違うものになりました。

自分の計画と違うことが起きたときに、柔軟に対応出来ないところが私の短所なのですが、大学のスタートもその一つでした。

GW明けから授業が始まったものの、入学して間もなく不登校が再発。7月にはほとんど行かなくなり、実家へ戻ることに。

この頃から鬱状態が酷くなり、気分がモヤモヤしたり、起き上がれないほどに無気力だったり。夜眠れないなどの睡眠障害もあったので、精神科の薬を複数飲むようになりました。

夏休み終わりに東京に戻り、後期から学校に通いますがやっぱり行けない日は続きました。

入学して2〜3年は、東京でのもやもやな日々と実家での療養をとにかく繰り返し、留年したり休学したりして、時間だけが過ぎていきました。

新しい人生観との出会い

大学を休学していた2013年の秋。

Twitterがきっかけで、ある女性向けキュレーションメディアでインターンを始めることになります。

このときの経験が今の私の考え方や理想の生き方・働き方を形成しているといっても過言ではないくらい、大きな影響を与えてくれました。

休学中だったので週4〜5日はオフィスに通い、フルコミット。

それまでもバイトはしたことがあったけど、こんなにも働いているのが楽しく感じられたのはこの時が初めてでした。
同じ年代の女の子も多くサークルみたいで、でも楽しみながらもみんな真剣に働いていました。

ベンチャー企業の成長過程を味わえる楽しさを知ってからは、有名企業で働くことにますます興味がなくなっていきました（笑）

そんな最高な企業で働けたのもわずか半年…。

2014年の春、再びどん底期が訪れます。

生きることをやめたくなったあの日

一人で暮らすことが困難なくらい鬱病が悪化。

無気力ゆえにご飯を食べることすら出来ず、家から出ることもなく、ふと気付くと泣いてる…そんな状態でした。

数ヶ月経っても良くならず東京での生活も限界だったので、大学を中退し地元に戻ることを決めました。

地元での日々は毎日ゆったりでした。実家に甘えて特に何もせず…。

療養にはなっていたんだろうけどとにかく退屈で、友人のSNSを見ると自分との現状の差に焦燥感を抱く。

生きていることが嫌になる日も何日もありました。

将来に希望なんて持てない。
いつまでこんな辛い時期が続くんだろう。
毎日まじめに薬を飲んでも一向に良くならない。

自暴自棄になって、オーバードーズ（薬の過剰摂取）したこともありました。

今考えるとこの頃が一番しんどかったかもなぁ…。

私の伝えたいコト

不登校になったり抑鬱状態になったりしていたけど、それまであまり的確な病名がついていなくて、自分でもとてももどかしかったのですが、
2015年の春に病院を変え、新しい主治医の先生によってやっと診断がつきました。

双極性障害

これが私が今も抱えている精神疾患です。
（双極性障害についてはまた別で記事を書こうと思います）

少なからず誰しも気分のアップダウンはあると思います。私はその振り幅が人より大きいのです。

躁状態のときに”何でもデキる！”と思って仕事を始めても、時間が経つと鬱状態になり仕事に行けない日々が訪れる。

今の状態では仕事を続けることが難しいので、今は働いていません。
恥ずかしながらこの歳でニートです。

それでもやっぱり今の状況をどうにか変えたくて、昨年の夏に東京に戻ってきました。

同世代の子たちのように働きたいし、自立もしたい。
それにはまだまだ程遠いですが…。

今回この記事を書いた目的は、友人・知人を始めとする私という人間を知っている人たちに、私が双極性障害を抱えているという事実をカミングアウトしたかったから。

正直、派手な顔立ちだし根はアクティブな性格なので、精神病にはなかなか見えないと思います。

自分自身そのギャップに悩むこともありました。

自分の病気のことはもちろん、精神科に通っているということ・精神薬を飲んでいることは周りにはほとんど話していませんでした。話せませんでした。

自分が精神病だと認めたくなかったし、周りからそう思われたくもなかった。

でも双極性障害は現時点では原因が分かっていなくて完治しないとされているので、これからもまだまだ付き合っていかないといけない。
（心の病気ではなく脳の病気だという研究結果も出ています。）

私自身がその事実と向き合って、周りにも知っておいてもらうことで、今より少しでも生きやすい環境になればと思い、思い切って書くことにしました。

双極性障害に特効薬はないので、これまで通り薬で症状を安定させながら、自分のペースで働ける仕事に就くことが今の私の目標です。

あまり負荷がかかり過ぎないよう、自分のペースで仕事ができるフリーランスを目指しています！

尚且つ、やりたいこと・好きなことが複数あるので、それらを1つずつ仕事にして、パラレルキャリアを叶えたいとも思っています。

目標への第一歩として、先週からwebデザインの学校に通い始めたので、その話も後々書いていこうかな。

今後はもっと軽いテーマでnoteの更新頻度を増やしていきたい！笑

最後まで読んでいただき、ありがとうございました！