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病院で働かない医療人として

こんばんは。
お仕事お疲れ様です。三連休のある週の一週間はあっという間に過ぎる気がします。

さて、私は社会人になるも、1年満たずに転職しました。
医療業界に入り浸るつもりでいたのに、あっという間にいなくなりました。

学生と社会人のギャップ

学生の頃は、現場で働く先輩の背中がすごく大きく見えました。
4年生で行った臨床実習のアドバイザーの先生が素晴らしい人だった、+職場の皆さんがすごく良い方々だったので「働くこと」への憧れや期待が大きくなりました。

社会人になって就職した病院。
すごく勉強になったし、環境は良かった。
けれど、「働く」ことに対するモチベーションが無くなってしまいました。

「リハビリ」を通して患者さんの機能を回復させること
すごく素晴らしい仕事だということは認識しているのに。
仕事に、いや業務の現実を見てしまったし、職に限界を感じてしまったし、自分のやりたいこと、見たい世界は違うことに気付きました。

「嫌な気持ち」「マイナスな気持ち」で働いているのは自分の時間ももったいないし、他人にもいい影響を与えないと思い、早々に転職を考えました。
色んな偶然が重なり本当に転職。

今は全く仕事に就いています。

ドッジボールの中と外

ドッジボールをしていると、気付くこと。
ドッジボールをしている人である 事実に変わりはないのに置かれたポジションによって全然違う気持ちになること。
内野にいる時には常に不安やひやひやしています。
一方で外野にいる時には「内野の人に当ててやる」という気持ちになります。
傍から見たらドッジボールをしていることに変わりないのに。

今の私は、医療という社会の外側にいます。
けれどやっぱり考え方や頭の中は医療分野から抜けないし、勉強したいと思うのも医療のこと。

役割で言ったら、「医療職」ではないけれど、少なからず元医療従事者、社会における医療的主観を持った人間でありたいと思っています。

社会を、医療職の外から見て「リハビリ」のすばらしさ、医療という畑のすばらしさに気付くことが出来ました。

卒:病院で働く人

もう今は病院に行かない生活をしています。

私個人としても、職業人としても。
医療の分野・知識は好きだけど、病院で働くことは多分もう無いでしょう。

医療は「人としての最低機能まで引き上げる分野」
福祉は「人の幸福を作り出す分野」ということを聞いて鳥肌?納得?共感したことを覚えています。

病院で働くことは、大変だし難しいし悩みや困惑も多い。
頭が下がります。
ICUから出てきて、すぐに起き上がって血を吐いたときにも優しく接してくれた看護師さんは女神に見えました。
今後の生活に不安と恐怖で怯えていた私を励ましてくれた医師の先生は神に見えました。

私にその力はない。
けれど違う力を持っていると思います。

医療業界から転職して良かった。
医療業界、ありがとう。

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