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#1 競技に筋トレは要不要議論に終止符を。

スポーツ、競技に取り組んでいる子ども達とその指導者の方々へ・・・


現在、子ども達のスポーツ、競技の場において技術習得、体力向上、または精神面に対してアプローチする様々な練習方法やトレーニング方法が紹介され実践されています。

それら子ども達が行っている練習、トレーニング内容が子ども一人一人のパフォーマンスの向上に本当につながっていると確信を持って実践されている方はどれくらいいるのでしょうか。

仕事柄、質問されることがあるのですが、「○○〇競技をやっているのですが、効果的な練習方法は何ですか? 〇〇トレーニングは効果的ですか?」といった質問です。

答えは、「どんな練習方法、トレーニングも効果的です。ある条件をクリアすれば。」です。

ある条件がクリアされていれば、どんな練習方法もトレーニング方法も競技力向上に効果が得られます(もちろん、過度な負荷は厳禁)。

ところが、条件がクリアできていないと、どんな練習方法、トレーニングをやっても競技力が向上するどころか、パフォーマンスの低下やケガにつながるなどマイナスに働く場合が多々あります。

ほとんどの子ども達が「ある条件」が、わからないままスポーツ、競技の世界に飛び込んでいきます。つまり、子どもの「運動センス」と「運」で、練習が身に付きパフォーマンス向上につながるか、反対にマイナスに働いてしまうか、が決定してしまうのです。

言い過ぎを覚悟で敢えて言うなら、スポーツ、競技の世界において努力が報われる人と努力が報われない人がここで決まってしまう。ということです。

指導者においても、条件を理解しているかどうかで指導力に大きな差が生まれてしまいます。理解していなければ、パフォーマンス向上、競技力向上は、子どもの運動センス任せ、運任せとなってしまいます。始めからできる子が伸びていく、できない子は結局できない。  もし指導者が理解していれば、始めからできる子は、より確実に伸ばすことができ、できない子に対しても適切なアドバイスによって、より多くの子ども達を努力が報われるグループに導くことができます。

では、「ある条件」とは?


それは「一流アスリートの身体の使い方」です!

「だから、一流アスリートの身体の使い方って何?」とお思いでしょう。それを明らかにしていくのが拙書の目的です。

実は、「一流アスリートの身体の使い方」解っている人は解っているのですが、明確に説明されていないのが実状です。なぜでしょう?それは「感覚」によるものだからです。感覚は言葉や理屈にするのが非常に難しいため、伝えようとすると身振り手振りが多くなり、擬音が飛び交います。聞いている方は理解困難になるケースが多くなってしまいます。


一流アスリートの身体の使い方を「感覚」だけでなく、身体の構造に基づいて明らかにし、始めからどういうものか理解することができれば、スポーツ、競技に取り組んでいる子どもたちは、目指すべき一流の動作が明確になります。
もし、目指すべき一流アスリートの動きが明確に理解できればどうでしょうか?
次回に続きます。


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