サッカーフィジオ

理学療法士/赤十字救急法救急員/高校サッカー部トレーナー/CCKT認定トレーナー/障害…

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理学療法士/赤十字救急法救急員/高校サッカー部トレーナー/CCKT認定トレーナー/障害予防・パフォーマンス向上・リカバリー/safety=highperformance

最近の記事

スポーツ現場における機能評価について

今回のnote記事は、 『試合中における機能評価について』です!! トレーナーとして現場に帯同している時に、 外傷や障害などのアクシデントが発生することは、全然珍しくありません。 そのため試合中や練習中などは常に緊張しています。笑 ですが、アクシデント発生時の機能評価の流れを押さえておくと、 すこし心に余裕が生まれます。 なぜなら準備が出来ているからです。 何事も準備は大切です。 準備をしていないと何か起こった時慌てますよね? ということで今回は、

    • 患者教育について考え直す!

      こんにちは! 理学療法士の前です。 今回の記事のテーマは、 『患者教育』についてです! 僕は学生の頃、 この患者教育というものに重要性を全然感じていませんでしたが、臨床で患者さんと関わっていく内に患者教育の重要性というのを凄く実感しました。 この記事を読んで患者教育について考え方が変わってくれると嬉しいです。 ◎患者教育とは 患者教育とはその名の通り“教え育つ”ことです。 子供の頃に親や色んな方から教育を受けてきたと思います。 『宿題やりなさいよ~』 『廊下

      • スポーツ現場での歯の外傷

        こんにちは! 理学療法士の前です。 今回は、スポーツ現場で歯の外傷が起きた時の対処法を中心に記事を書いていきます。 特にサッカーやラクビーのコンタクトスポーツでは歯の外傷を生じることがあり、誤った対処法を行うと折れてしまった歯がくっつかなくなるといった場合もあるのでトレーナーだけでなく指導者も知って頂きたい内容になります。 歯は人や物にぶつかったり、転倒した時に口や顎を強くぶつけて、歯の1部がかけたり折れたり、歯根が折れたりすることがあります。 歯髄という

        • 力学的ストレスを考える

          こんにちは! 理学療法士の前です。 今回の記事のテーマは 「力学的ストレスを考える」です! 特に運動器においては力学的ストレスを明確化させることはすごく重要となりそのまま治療に繋がってくることもあります。 力学的ストレスは臨床や現場において問題点を明確にする重要な項目であるので臨床や現場で活動されるセラピストには是非読んで頂きたい です。 ◎力学的ストレスとは? 力学的ストレスとは筋肉の収縮や伸張、荷重によって生じるストレスなどを相称したストレスを指します。

        スポーツ現場における機能評価について

          Jones骨折について

          こんにちは! 理学療法士の前です。 今回は、Jones骨折について記事を書いていきますね。 知っている方も多いとは思いますが、Jones骨折はサッカーをしている人に多いです。 僕自身サッカーをしていたのと現在サッカー部のトレーナーをしている事からJones骨折は 大変興味があるスポーツ疾患です。 興味がある方は最後まで読んでみてください。 ◎Jones骨折とは? まずJones骨折とは?から説明していきます。 誰かに 「Jones骨折ってどんな骨折?」 と

          Jones骨折について

          足関節果部骨折を知る

          こんにちは! 理学療法士の前です。 今回の記事のテーマは足関節果部骨折を知るということで、基礎的な内容になりますが記事を書くことに意味があると思いまとめていきます。 足関節果部骨折は、段差や階段の踏み外しなどの日常生活での受傷やスポーツ活動中の受傷が多く、橈骨遠位端骨折や大腿骨近位部骨折、手部の骨折に次に発生頻度が高いとされています。 ほとんどの足関節果部骨折は直達外力ではなく、回旋・側方・長軸方向への介達外力によって骨折するのが特徴です。 受傷直後からの腫脹や疼

          足関節果部骨折を知る

          アイシングの理論

          こんにちは! 理学療法士の前です。 今現在、私は広島県の急性期整形外科病院にて勤務しています。 勤務しながら高校サッカー部のトレーナーとして帯同しています。 アイシングは非侵襲的であるため容易に行えますが、アイシングのメリットやデメリットを理解した上で行わないといけません。 すなわち目の前の症例、選手がアイシング適応なのかどうか。ということです。 現場や臨床でもアイシングの場面は多く見られると思います。 ということで今回はアイシングの捉え方について書いていきます

          アイシングの理論

          膝関節の可動域制限について

          こんにちは! 理学療法士の前です。 今回は膝関節の可動域制限について記事を書いていきます。 膝関節は、大腿骨と脛骨、膝蓋骨の間接面3つで構成されています。 まずは、膝関節の特徴についてチェックです! ・膝関節は骨自身の適合が比較的不安定であるため、MMとLM、ACLとPCL、MCLとLCLなど靭帯を中心として安定性を担っている。 ・関節包の前面は薄く伸縮性があり、後面は強靭で弾力性に乏しい靭帯組織で補強されているのが特徴。 ・屈曲の可動域は大きく、過伸展や側方

          膝関節の可動域制限について

          ACLーR後のROMの注意点とは??

          こんにちは! 理学療法士の前です。 今回はnote記事第2弾ということで、 《ACLーR後のROMの注意点》 について記事を書いていこうと思います。 僕自身ACLについて勉強することが すごく好きなので日頃の勉強内容の共有が 出来たらいいなと思いますので、 興味がある方は最後までご覧になってください! ◎ACLーR後のROMの進め方 まずはROMの進め方から説明していきます。 ACLーR後のプロトコルは病院によって 全く異なるものだと思います。 なので基本的

          ACLーR後のROMの注意点とは??

          新人理学療法士が知っておきたい半月板の基本的情報

          はじめまして!! 理学療法士の前です。 今回はnote初記事ということで noteについてまだよく分からないですが、 これから少しずつnoteにて発信していけたらなと思います! 第1回目の記事は・・・ 新人理学療法士が知っておきたい半月板の基本的情報 についてです! 僕自身半月板やACLは大変興味がある分野であり、 勉強内容の中心となっている分野でもあります。 国家試験レベルの半月板の知識だけでは、 半月板の術後リハビリにおいてリスク管理を 行うのは難しいと考え

          新人理学療法士が知っておきたい半月板の基本的情報