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マイケル・J・フォックスかよ?
トレイ・エドワード・シュルツ監督作WAVESを観た。
今映画界の話題をかっさらっている制作会社A24の元作られたホラー『イット・カムズ・アット・ナイト』の監督が撮った青春映画、しかも映像が美しく音楽も素晴らしいとのことなのでどれどれと言った感じで映画館に赴いた。
内容に関してはいろんな人がWEB上で解説を試みてるので、詳しく知りたい人はそれを読んでいただくとして、いやー、ほんとーに音楽と映像の調
愛がなんだとかなんとか
RCサクセションの忌野清志郎が生前残した
「コンサート会場の客席を見渡すとみんな清志郎のカッコしてんだよ。不気味だぜ。」
という言葉がある。
確かに80年代にはRCファンは奇抜なメイクと派手な衣装の清志郎を真似たスタイルでコンサートに押しかけていた。この「愛する人と同一化したい」というファン心理はなんだろう。清志郎はその対象になってゾッとしたようだ。僕は学生時代によく総武線を利用していたので、
いったい何が起こっているんだ!?
スパイク・リーの最新作『ザ・ファイブ・ブラッズ』を観た。
アメリカから端を発し世界に広まった Black Lives Matterの盛り上がりを予言するような内容という前評判と、スパイク・リーの描く戦争映画ということで興味を持ったのだけど、これは骨太な作品だった。
ベトナム帰還兵の4人が戦友の遺骨と偶然手にし隠した黄金を回収するために再びベトナムを訪れる。戦友同士の友情、金を目の前にした人間の欲
私は “不完全さを探し求める“という意味がわかってきた
シャルロット・ゲーンズブールの新作「母との約束、250通の手紙」という映画が今年上旬公開されていたようだ。フランスの作家、ロマン・ガリを育てたシングルマザーの物語らしい。全然知らなかった。見落としていた。
シャルロット・ゲーンズブールは僕より1歳年下でほぼ同世代。1985年の『なまいきシャルロット』、86年の『シャルロット・フォー・エヴァー(変な映画だった。自分で監督して娘にこんな役やらせるセル
砂がなくなったことに気づくのはおしまいの頃だ
音楽が好きだ。
中学生のころから洋楽に目覚めロックを聴きまくり、19歳の時にジャズでも聴くかと何げなく手にしたジョン・コルトレーンの『Blue Train』にやられ(下手なロックよりロックしてた)、20歳の時にリリースされたロバート・ジョンソンの『The Complete Recordings』でデモニッシュなその世界に魅了されブルースにどっぷりハマって今に至る。
音楽を聴く手段がレコードやCD
もっとデカい船が必要だ
先日深夜にシャワーを浴びた後、ビール片手に何気なくテレビをつけたらスピルバーグの1975年監督作品『ジョーズ』をやっていたので思わず観てしまった。何度も観たけど、不意にやってると新鮮な気持ちになるのが不思議だ。
主人公ブロディ署長を演ずるロイ・シャイダーはこの作品前後『フレンチコネクション』『セブンスアップ』『マラソンマン』『恐怖の報酬』『オール・ザット・ジャス』などなど、名作に出演しまくってた
あなたがここにいてほしい
5月の23日に誕生日を迎え、ついに50歳になった。いやあ、自分でもびっくり。半世紀も生きてしまった。取り敢えずここまで大病しない身体に生んでくれた両親に感謝する。
こんなコロナ禍の中なので誰にも会わずささやかに過ごしていたが、知人デザイナーからピンク・フロイドの名作『原子心母』のCDをプレゼントされた。僕の生まれ年1970年にリリースされたアルバムということで選んでくれたらしい。ちょー嬉しかった
僕は人生の初心者(まだ1度目)
ジュリアン・テンプル。と、言っても若い人には誰やらという感じかもしれないけど、80年代に大活躍していたイギリス人のミュージックビデオ監督だ。彼が1986年に監督した『ビギナーズ』という映画があるのだけど、また観たいなと思って配信されてないか調べたが、どこのサービスでも扱ってなかった。諦めかけたところ、リマスタリングされたブルーレイが発売されているのを知り思わず購入してしまった。
物語の舞台は19
モリーとのダンスは最高さ
リトル・リチャードが天に召された。最高のシャウターでロックンローラー。そして稀代のピアニスト。50年代にゲイであることを公言し派手な化粧とグラマラスな衣装でライブをやるその姿はグラム・ロックの先駆けのようだった。ジミ・ヘンにもプリンスにも大きな影響を与えた。ジミヘンはバンドのギタリストだったしね。
僕が高校生だった80年代にすでに伝説的な存在だったし、そのころは今みたいにyoutubeも無いので