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[トレンド分析]文明のトレンドは800年で移行する

広告の反応にはトレンドがある

広告や集客の仕事をしていると、分析が必ず必要にになるのだが、獲得が多い時期と少ない時期があるのがわかる。

これは広告に機械学習が導入される2016年以前からそうで、特になにか変更しているわけでもないのに、週単位ぐらいや月単位ぐらいでそれが行っている事がわかる。

日別で3年分ぐらいのデータを獲得数でグラフを作ると視覚的に分かる。
実際のところは、週を基準に変わっているわけでも、月を基準に変わっているわけでもない事がわかる。

獲得のトレンドには波動がある

この話しは長くなるのでまた別で書きたいと思うが、

長い年月の獲得データをグラフ化してみると、

下がったら、必ず上がる時期が来る。
また、上がったら、必ず下がる時期が来ている事がわかる。

必ず波打ち、波動があることがわかる。

疑問

そうするといくつか疑問が湧いてくる。

もっと長期のトレンドがあるのではないか?ということ。
それとなぜ波打ち、波動ができるのかという事。

※なぜ波打ち、波動ができるのかは長くなるのでまた別で。この投稿では長期トレンドについて書きます。

トレンドに乗っていく。ということは鉄則。
そのトレンドを常に捉えられていれば、基本的に長期では獲得数が上昇していくことになる。もっと大きなトレンドがあるのではないか?という疑問が湧いてくる。

もしかすると、それは広告や集客という狭い範囲のことではなく、日本経済やもしかすると世界経済などのレベルなのかも知れないが、一番外にあるトレンドに乗っていなければ、そもそも大きく外してします。

従って、一番大きなトレンドを知っておく必要がある。

調べてみるとそれに関する研究文献がある

それについて研究されたものがあり「文明800年周期説」というもの。

この800年を唱えているのはひとりではなく、複数の方が800年説を唱えている。

直近の文明は西洋文化

文明800年周期説によると、直近の文明は西洋文明であり、具体的には欧米諸国が該当する。

この理論では、西暦1200年から2000年までが「西洋の時代」とされており、主に以下の国々が中心となっている。

1. イギリス
2. フランス
3. ドイツ
4. アメリカ合衆国

御存知の通り、戦争などを踏まえて、これらの国々が近代科学や産業革命、植民地支配などを通じて世界に大きな影響を与えてきました。

2024年は新しい800年周期の始まりにいる

ただし、現在は2,000年頃に西洋のトレンドが終わり、新たな800年周期が始まっていることになります。中国の台頭が著しいですが、実は中国だけではなく、人口の多い、フィリピン、インドネシア、世界一の半導体企業がある台湾など、2,000年にはいってから注目されるようになりました。

つまり2024年はすでに「東洋の時代」に突入している

次の東洋の時代は、2,000年頃〜2800年頃までとされています。
つまり2,024年はすでに東洋の時代に入っていることになります。

ただ、この800年周期説は一つの歴史解釈の仮説であり、学術的に広く認められているわけではありません。

しかし、2,000年頃に書かれた書籍によると、まだ現在ほど、アジアの国々の台頭は現れていなかった中での予測だったため、長期的な歴史の流れを大きな視点で捉える試みとして興味深い視点を提供しており、実際には当たっていたということになります。

800年の中にも小さなトレンドがある

この話しが持ち上がると最も隆盛を極める国はどこか?
という話しが持ち上がります。

ただし、前期の西洋文化の隆盛でも一国ではなく、4国が中心となっていたとされています。

現在はアメリカが中心ですが、第一次世界大戦のあたりはイギリスが隆盛で、侵略戦争を始めるぐらい国力があったのはイギリスです。

ドイツやフランスも同様で、産業革命や戦争を経て非常に発展した国です。

つまり800年もあるため、その中でもどの国が隆盛になるかは、800年の中でもトレンドがあると言うことです。

つまり、
文明800年周期という最も大きなトレンドがあり、
西洋と東洋の中でも小さなトレンドがある。

恐らく、国ごとの中でも
どの都市が隆盛しているかなども考えると、
トレンドというものは入れ子構造になっている事が想像できる。

この構造は広告や集客のトレンドと同じです。

広告や集客のトレンドも入れ子構造

文明の周期
国の周期
そして都市の周期などがあったとすると、
業種別の周期などもあるだろう。

時系列の周期もある。

冒頭では3年のデータを分析すると、、という例を上げたが、

当然その中にもトレンドがある。

マーケターが考えるべきこと

マーケターはそのトレンドを読み切って施策を実行していく必要がある。

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