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ベトナムでCtoCビジネス開始します


東南アジア諸国では未だにFacebookが圧倒的なSNSの市場を握っている。

それに比べて日本はFacebook市場は既に下火であり、各企業もFacebookの運用にはリソースを注いでいない。

日本のFacebookユーザーが離れているのだ。

東南アジア諸国ではビジネス上のやり取りもメール代わりにFacebookメッセージがつかわれているのが現状である。

日本の様な先進国ではFacebookだけでなく、SNSの多様性と個人情報意識やプライベートをさらしたりプライベートFacebookアカウントを会社の上司や取引先と仕方なく交換したりと、公私混同がイヤになり離れているユーザーは多いだろう。

私も5年以上のFacebookユーザーに区切りを付けた、その1人である。

タイに赴任した当初、IT系であった為か取引先というより同業他社の人と合うと「Facebook繋がりましょうよ‼」と挨拶代わりに良く言われたので、次第に仕事の繋がりの人が多くなり、プライベートな投稿や綺麗な女性との2ショット写真、バカな上司の戯言を投稿できなくなった為、そっとアカウントを閉じた。

おかげで連絡が途絶えた海外の友人も多い。

そんなFacebookだが、ここベトナムでも圧倒的なユーザー数とアクティブ率で独占市場と化している。

上記のように月間のアクティブユーザーで5500万も居るのだ。

最もアクティブなSNSでもある。

当然ながら東南アジア諸国では仕事中にもスマホを一日中いじっていて、業務時間の半分は仕事してないんじゃないかと思う人も多い。これは我々の様な外資に勤務するレベルのオフィスワーカーでもこの有様で、ブルーカラー労働者になるとこんなレベルではない。

ユーザーポートフォリオは18歳~34歳までがピークとなっており、人口ピラミットとほぼ即しており、労働者人口はほぼカバーしており、地方の農村部楽の人々でもテレビが無くともスマホでFacebookは楽しんでいる。

そんな大盛況なFacebook市場を賢いベトナム人はビジネスに利用している。

営業に行くと日本人との会話は必ずと言っていいほど、「Facebookで副業してますよね~。仕事中は勘弁してもらいたい。。」というやり取りがフィリピン、タイ、ベトナムで鉄板である。

私のアシスタントもその1人だ。

私のアシスタントは25歳で月750USDの給与と、ここベトナムではかなりの高給取りであるが、自分のアパレルFacebookページで自分がデザインした女性向けの服やバッグを日本円で1000円~2000円程で販売しているが、月の売り上げは100万にもなると言う。

粗利率は50%でOEMで現地生産している。

東南アジアの有名ECサイトはLAZADAが一番規模が大きく、日本で言う楽天やアマゾンと同類である。

だがしかし、それらはBtoC事業者であり、基本的に外資が他国で展開するEC事業はECサイトを作り、ユーザーを広告で獲得し、掲載商品を募る為に各メーカーや個人へ営業をして商品を充実させるのが一般的であるが、大半のEC事業者は撤退を余儀なくされている。

〇〇国のEC市場規模は〇〇兆円規模‼というデータを何度も目にしてきたが、外資はBtoCにばかり目が行き、CtoC市場のデータが無い為に甘く見ているケースが多い。

そもそもCtoC個人事業主は税金を払っていないのだ。

粗利がそのまま自分の財布に入る。

とくに法整備が甘く、規制も適当な東南アジアではいくらでも脱税が可能なのである。違法であっても当局に賄賂を渡せば何でもアリの世界だ。

EC事業者(BtoC)の売れている商品カテゴリは上記のように様々だが、CtoC市場ではフアッション・コスメが圧倒的に多く、ユニクロや資生堂のプロダクトの転売も盛んである。


CtoC事業を行う上での大事な3つのポイントは以下である。

1、ベトナム人ユーザーの心理として、国内商売では「偽物・詐欺」が非常に多い為、騙されるのではないかと警戒が大きいので「本物・信頼」を勝ち取れればそれなりに売れる市場でもあると予測している。

現に私のアシスタントは広告やインフルエンサーの投稿以来で客を取ってい居るが、広告の数値までは管理して下りず、獲得単価すら把握していないのだ。

それでも、売れているのは確かだ。

2、クイックレスポンスでユーザーの離脱率を下げる。

FacebookをプラットフォームとしてECを行う場合は、バシバシ飛んでくるユーザーからのメッセージにすぐ返信しないと、客は次の店に飛んで行ってしまうのだ。

クイックレスポンスはユーザーの信頼を得るためにも非常に重要である。

3、ポストのクオリティーを上げる。

日本人と違い、東南アジアの人々は文字を読む習慣があまりない。

簡単に言うと本を読まない人たちであり、物事の前後を予測して行動する日本人とは違い刹那主義で、その時に視覚に入った「絵」から判断するのだ。

これは以前、私が東南アジアでEC事業を行ってきた中で得た実体験でもある。

その為、画像のクオリティーの向上と文字を極力使わずして理解させる努力が必要なのだ。

とにかくファーストインプレッションで惹きつけてから、その後のテキストやメッセージで詳細を説明すればよい。


その他は、私の場合は楽天等でベトナムで売れているor売れそうなサプリやコスメを買い。日本の友人宅に配送し、ベトナムへ送ってもらうので日本でトレンドの商品が分かるし、確実に本物しか売らない等の基本的な運営努力は可能であり、現地のスタッフにユーザーとのやり取りは任せる。

広告は仕事柄得意なので、FacebookとInstagramページを作り、広告配信して最適化を図り獲得単価を下げていきながら、現地のインフルエンサーに投稿依頼して、そこからの流入も図っていく。

今月中には開始する予定である為、実際の成果は後ほど紹介出来ればと思う。


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