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ライターはライティングにこだわるな!?

ライターとして活動していると、どうしてもライティングが世の中の中心になってしまいます。SNSの投稿なんかを見ていても、ライティングがWEBメディアのすべて、仕事の価値そのものといった人は何人もいます。

断言しますが、ライティングはWEB制作の中においてはそれほど重要な業務ではありません。できないより、できたほうがいいよね、程度のものです。

なぜならライティングというのはマーケティングを組み立てる上でのひとつのパーツに過ぎないからです。WEB上ではライティングだけしてもお金が発生するわけではなく、その先のCV(コンバージョン)という目的を達成するための手段のひとつでしかないのです。

ですので、ゴールから逆算したら問い合わせや、申込みといった顧客行動を達成できれば必ずライティングが必要という話にはなりません。

いまはたまたまWeb媒体のメディアが多く市場にあるので、それをみんな使っているだけで、いつまでも需要がある保障はないということは知っておきましょう。

目的を達成するためなら、Webメディアではなく、SNSでもTikTokでもYouTubeでも対面でもいいんです。

最近ライターをはじめた人は特に、ライターが世界の中心、業務の中軸と考えがちですが、その考えを持っている以上、マーケティングという大きな視点の中での活躍する場所は少ないでしょう。

ライターとして、文筆家として一生涯食べていきたいなら話は別ですが、Webライターを志す人は大抵、自由な暮らしや、時間で働きながら収入が得られる、という目的があるのではないでしょうか?

その点では、Webライティングだけではそれほど大きく稼ぐことはできないし、収入額の限界もあります。本来の目的を達成したいなら、ライティングは1つのカード(武器)として持っておいて、他のスキルも磨いていくことをおすすめします。

ライティングはマーケティングの中のひとつのパーツにしか過ぎない。

試験に出る科目のひとつという位置付けで、不得意よりも得意の方がいいよね、程度のものです。

ライティングが全てと考えている人は、一生文章1本でご飯を食べていくという気合いが入っている人を除いて、他のスキルやセールスファネルも視野に入れていきましょう。

ビジネスの目標を達成する手段はいくつもあります。それは人生も同じ。

多角的で俯瞰的な目線も持ち続けることが、WEB業界で生きていくための本質です。

参考になりましたら。

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