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【自己分析が簡単にできる5つの方法】

みなさんこんには、Right Brothersの山野です。
転職活動において、自己分析は非常に重要な取り組みだと言われています。

しかし、いざ自己分析をやろうとしても「自己分析って何をするの?」「自己分析ってどうすれば良いの?」と頭を抱える方も多いかと思います。

また、「まずはやりたい事を見つけなきゃ…」と焦ってしまう人も少なくありません。

やりたいことを明確にするのは容易いことではありませんよね。では、どのように進めれば良いのでしょうか?

今回は、そんな自己分析の目的や実施する重要性をはじめ、自己分析によるメリットを徹底的に解説していきます。
自己分析を始める前にぜひチェックしておきましょう。

就活を始める際に自己分析をする目的は、大きく分けると2つあります。

1)転職の軸を明確にするため

日本には約200万社も企業が存在します。無数にある企業全てを見ることはないとしても、皆さんはそれほど多くの選択肢があります。多くの選択肢から取捨選択するためには、自分がどのような方向性で企業を探すのか、という転職の軸をまず明確にしておくことが重要です。この軸を決めることに役立つのが自己分析なのです。

社会人になれば、仕事に費やす時間が必然的に増えます。まずは「やりたくない事」から明確にしておくと良いでしょう。

2)自分のことを相手に分かりやすく伝えるため

転職活動において、面接官に自分の事を分かりやすく伝えることは重要な要素の一つです。この分かりやすく伝える、ということに役立つのが自己分析です。「私はこういう人間です」を伝える際に、事実や根拠を一緒に伝えることで説得力を増すことができます。

自己分析によるメリット

自己分析によって得られるメリットは以下の通りです。

・目指すべき方向性を明らかにして、今やるべき事を知ることが分かる
・自分の性格や傾向を把握し、向いている/向いていない仕事が分かる
・自分に合う会社を選び、求められる能力を発揮することができる

このように、自らで取捨選択ができるだけでなく今やるべき事などが明確になりますので、自己分析は随時実施するべきだと言えます。

自己分析の簡単な5つのやり方

1.自分史

自分史とは、文字通り「自分の歴史」のこと。自分がこれまでの人生で何をしてきたのか、何を考えていたのかといった項目を書き出した自分史を作ることで、客観的に自分を見つめ直すことができ、自分の強みや弱みを再認識できます。

自分史は、これまでの人生で印象的な出来事があまり思い浮かばない人や、自分のことを人に話すのが苦手な人におすすめです。

●手順・やり方

① 小学校、中学校、高校、大学、現在と、時代ごとに区切った枠を作る。
② 枠のなかに、そのときの自分のことを書き出していく。
具体例:
・どんな出来事・エピソードがあったか?
・何に打ち込んでいたか?
・何が好き・嫌いだったのか? など
③ それぞれの出来事や事象に対して、「なぜ?」「何を得た?」という問いかけをして書き足していく。

2.マインドマップ

マインドマップは思考を具現化するための手法のことで、自分の頭の中にある思考をクモの巣状に広げて「地図」のようなものを作ります。マインドマップを作ることで、普段自分が「何を考え」「何を大切にして」「どんな原理で行動しているのか」といったことを、より明確にすることができます。

マインドマップは、自分の思考を整理したい人や、文章で表現するのが苦手な人にオススメです。

●手順・やり方

① 中心にテーマにするキーワードを書く(自己分析であれば「自分」)。
② 中心に書いたテーマから放射線状に関連する言葉・イメージをつなげていく。

3.ジョハリの窓

ジョハリの窓は、自分と他人の認識のズレを理解できる自己分析ツールです。「開放の窓」は、自己評価と他者評価が一致しているので、自己PRの材料として自信を持ってアピールできます。「盲点の窓」は、他者だけが気付いている自分の性質なので、「新たな自分」を見つけるきっかけになります。

ジョハリの窓は、自分のことを正しく理解できているか不安な人や、他人から自分の印象について意外なことを指摘されたことがある人にオススメです。

●手順・やり方

① 性格や資質を表す要素をひと通り書き出す。
具体例:
几帳面、頑固、向上心がある、発想力がある、行動力がある、親切、リーダーシップがある、空気が読める、根性がある、責任感がある、自信家、真面目、慎重 など
② 友だちや家族、先輩などに、自分に当てはまるものを選んでもらう。
③ 自分で、自分に当てはまるものを選ぶ。
④ ジョハリの窓のフレームに②③の結果を書き出す。

4.ライフラインチャート

ライフラインチャートとは、過去の出来事や気持ちを可視化するためのツールです。成功体験や失敗経験に点数をつけてグラフ化し、「なぜ、モチベーションが上がったのか?」「なぜ、そう感じたのか?」といったことを分析することで、自分が楽しめる仕事や熱中できる仕事を見つけるのに役立ちます。

ライフラインチャートは、これまでの生活が平凡だったと感じている人におすすめです。

●手順・やり方

① 今までの出来事(成功体験や失敗体験)を書き出す。
② それぞれの出来事に対し直感的に点数をつける。
具体例:
・部活の大会で優勝した ⇒ プラス90点
・志望校に落ちた ⇒ マイナス70点
・営業MVPになった ⇒ プラス30点 など
③ それぞれの出来事の点数を線で結んで波グラフにする。

5.「WHY(なぜ)」で掘り下げる

自己分析の基本になるのは、自分のこれまでの人生に対して「なぜ?」を繰り返すこと。印象に残っている経験や、自分にとって大きな意思決定をした場面をピックアップして、「なぜ?」「何のために?」「何を得た?」といった問いかけをしてみましょう。これによって自分を深堀りすることができ、自分らしさが明確になっていきます。

いかがでしたでしょうか。少しでも皆様の転職活動にお役に立てれば幸いです。
何かございましたらいつでもRight Brothersにご相談くださいませ。

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