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自己紹介について

20230303
私の自己紹介をしたいと思います。
名前は近藤麗子です。
主な活動は絵を描く仕事ですが、
たまに絵画講師や記者として執筆、もっとたまに女優や舞など、
つまり表現活動、アーティスト活動でお仕事させて頂いております。

小さい頃から絵を描くのが好きで、
同時にとても空想するのが大好きな子供でした。

自然に存在する何気ない出来事、
例えばアヒルの口の奥には歯がないのに、
何故あんなに固いキャベツが食べれるのか、
とかを、不思議に感じて感動したり。
樹木の葉が季節の中で何遍も姿を変えるのは、
自然の摂理以外に何があるのだろうか、などを感じて、
空想するのが楽しかったのです。

そんな風に好奇心のまま観察をして感動しては絵を描いたり、
空想を膨らませたり、大好きなアニメのキャラクターなどを
道の端で、当時よくあった白いチョークで絵を描くのが大好きでした。

高校生の時に、ふとしたきっかけで、
父が絵が好きだったこと、また働くために絵を断念していたことも、
押し入れの奥に眠る、たくさんの絵の描き方の本と独学で描いていただろうスケッチブックの束を見て、知り、美大に行くことを決めました。

その後、美大に進んだ後は、デザイン事務所に入り、
主にグラフィックやイラストの仕事をする中で
やっぱり心のままに絵を描いて生きていきたいと思い、
その後、本格的に画家としての道に進みました。

またデザイン事務所時代に、当時、白蛇伝などを手がけた日本のアニメーション黎明期に東映動画のアニメーターとして活躍後、日本で線スケッチ(line drawing)で描く絵画の第一人者として活動されていた永沢まこと氏に出会い、師事をし、永沢まこと氏の元で、線による水彩画(watercolor drawing)のスタイルを学びます。

その後は、現場で描くことを大切にした、
上記の線による水彩画(watercolor drawing)のスタイルで絵を描いたり、
人に教えたりすることで、絵の楽しみを伝えたい、自分を知ってもらいたいと考え、活動しています。

私の絵について、モチーフとして植物や蝶などが多いのですが、
描きたいテーマは、
見えたものの奥に見出した「目に見えないものへのリスペクト」

例えば、風や、光、命の豊かさ、命の美しさや輝きを描きたくて、
近年は、私たちよりはるかに永い時を生きる、大きな存在である大樹を描くことにチャレンジしたり、何千キロもの海を渡る蝶を描いたシリーズにチャレンジしています。

いつも絵を描くときは自分と真正面から向き合い、
目の前にある風景をどういう風に解釈するのか、突きつめていきます。

その際には、現場で線スケッチ(line drawing)から始め、
一人自然と向き合い、一つずつ丁寧に目の前の風景を描いていく中で、
インスピレーションを解放し、
まるで1枚の絵の中に物語を紡ぐような気持ちで、
目に見えないものからのメッセンジャーとして、
現地の動植物などを、描き入れていきます。

長い時間、絵を現場で描くので、
描いている時は、苦しいこともありますが、
現地で実際に描くことで出会える体験が、とても楽しいです。

私の出会った体験や心象が伝わるように発信していきたいですし、
そして私の描いた絵がたくさんの人の心に響いて、
アートがもっと広まっていってほしいと思います。

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