悪口言うから悪口を言いたい人が集まるんだろ！

最近つくづく思うことが
悪口を言っているから
悪口を言うコミュニティに
所属することになるよね

ってことです。

悪口をつい言ってしまう気持ちは
わからなくもないんですけど
あんまり悪口ばっかり言ってると
悪口ばかり言う人が
悪口を言って盛り上がるために
寄ってくるし

普段悪口を言わない人も
あなたが悪口ばかり言ってると
あなたの前では
誰かの悪口を話題にしてしまいます。

なぜ悪口は無くならない？

人間の脳は
主語を理解できないと言われていて
他人の悪口を言っているのに
脳は自分が悪口を言われていると
錯覚をしてしまいます。

なので悪口を言って
ストレスを発散したつもりになったとしても
知らず知らずに自分の脳や精神には
ダメージを与えていることになっているのです。

それなのに
なぜ人は悪口を言ってしまうのか。

それは特定の人の悪口を言うことで
その人が嫌いな人同士で
仲間意識が生まれるからです。

人は所属の欲求や
安全の欲求があるので

自分を受け入れてくれる人と
繋がっていたいとか
仲間がいることで
安心を得たいとか
そういう欲求があるんです。

じゃあどうやったら
手っ取り早く仲間意識を
生み出せるかというと
共通の敵を作ることなんですよね。

高校に入学した次の日に
研修があったのですが
その時の担任の先生が
あまりにも怖すぎて
結果としてクラスメートと
早く打ち解けることができたことがありました。

お互いの良いところを理解するよりも
外に敵を作ることで
仲間だと錯覚することができる。

昔、地球人が一体となって
世界平和を成し遂げるには
宇宙人と戦争することぐらいしかないと
その怖かった高校の先生に
教わったのを思い出します。

仲良くなるきっかけにしかしない

共通の話題がなかったり
まだお互いのことを
理解し合えていない場合に
悪口というか

「あの人にこんなこと言われて
　本当に腹が立つんですよね」

という話題を投げかけて

「俺も！私も！」

という共通の〝あるある〟で
距離を一気に詰めることが
できるんですよね。

悪口のメリットって
それぐらいしか無いんだけど

それでも看護師も
クレーマーっぽい患者さんや
その家族がいた場合
十中八九その人達の悪口で
ナースステーションや
休憩室は盛り上がって
仲間意識を深めているものですからね。

なので悪口を無くすことは
基本的に無理だと私は思っています。

そこで
悪口や愚痴を溢してしまった自分を
責めずに済むような考え方を
提案します。

同じ悪口は2回まで！

結論、回数を減らしましょう。
人間の記憶はアウトプットすればするほど
脳に定着すると言われてます。

だから読んだ本の内容を忘れない方法として
2週間以内に3回以上
人に話したり
SNSに書いたりして
記憶を定着させる方法が知られています。

その原理を逆手にとって
どうしても悪口や愚痴を言いたければ
2週間に2回までにとどめましょう
ということです。

それによって自分の脳に対する
ダメージを減らすことができます。

ポジティブなことを3倍話す

ネガティブな発言が1に対して
ポジティブな発言が3あれば
夫婦関係は円満にいくと言われていて
離婚する確率が低くなるという
データがあるそうです。

さらに
職場においても
ネガティブな発言が1に対して
ポジティブな発言が3あれば
生産性の高い職場、活気のある職場となり
ポジティブな発言が5以上あると
より生産性の高い仕事ができている
という風に言われています。

なのでネガティブな発言を
完全に無くさなくても
良いというわけなんですよね。

ネガティブな発言をついつい
言ってしまうのであれば
その分ポジティブな発言を増やして
言った分のネガティブなことを帳消しにする
という考え方ですね。

ネガティブな発言を3
言ってしまったと思ったら
ポジティブな発言を9以上言えばいいのです。

そう意識すると
ポジティブなことを言おうとして
ポジティブな事柄を探し始める。

そうすると何気ないことも
ポジティブに見えてきたり
ポジティブに感じてくるように
なるんですよね。

0か100か、という思考は
かえって自分に厳しくしすぎてしまうので
多少の愚痴や悪口を溢してしまった時には

・回数を2週間に2回まで
・ポジティブなことを3倍話す

そのように対処していくことで
言ってしまった悪口や愚痴を
帳消しにしていきましょう😉

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