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組織を壊すのはルールを破る人ではなくルールを守る人

先日バンクシー展に行ったんですよ。

浮かれてる私の姿は
取り敢えず置いておいてください。


バンクシーの絵には
何かしらのメッセージがありまして

作品をきっかけに会話や
議論がはじまるのもバンクシーの魅力のひとつ
らしいです。



バンクシーは
前世で警察に殺されたんじゃないか?
というぐらいに
警察を嫌っていることで有名なんですが

任務遂行という大義名分で
警察官から民間人への暴行が
珍しくなくなっていることで
友好的だと思っていても
いつ攻撃のためにその銃が使われるかわからない。
世の中を壊すのは
ルールを乱す者ではなく
ルールを守る者だ

というメッセージに
「確かになぁ」
と思ったものです。


ルールを守ることが目的になっている

職場などにおいて
ルールを守ることが
第一目的になっている人って
いるじゃないですか。

ルールって本来
何かしらの目的を達成するために
手段として設定されているのが
ルールじゃないですか。

もちろん医療の世界のように
ルールを守らないことで
患者さんや自分自身の命が
危ぶまれることもありますが

ルールの多くは
業務を円滑にしたり
作業効率をあげたり
過去に成果が出たやり方を
ルール化しているに過ぎないですよね。

多少ルール外のことをしても
問題ないことってたくさんあるし
むしろその場その場で
最適な方法を見出すことが大事なんですよね。

最適な方法が
今まで通り
ルール通りであればそれがいいし

ルールの根拠なども考えず
言われた通り
今までやってきた通りに
行動してしまう。

それだけならまだしも
周りがルール以外の行動をしたり
ルールにないこと
前例のないことに対して

批判する人っているわけですよ。


職場にいる嫌われている人って
新しいことを率先して取り入れたり
臨機応変にルールも
その意味を考えたりできる人ではなく

思考停止して

「これはこうやるって決まってるから」
「それってマニュアルにあるの?」
「いいから今まで通りやって」

というタイプの人が多くて
それでいて
ルールを守ろうとする人の方が
言葉もキツいですよね。

余裕がない人だからなんでしょうね。

人の器はどれだけ許せるか

本当に仕事ができて
厳しい人は
ルールを守りつつも
根拠が通っていれば
変化も受け入れられる
イメージなんですよね。

どれだけ変化を受け入れられるか
そして
他人が自分の想像と違う行動をした時に
受け入れられるか


それが人の器の大きさだと
私は思います。


そして
職場などの組織の空気を壊して
組織の停滞を招くのは
ルールを優先して
人の考えや時代の流れを
後回しにしたり
無視している人ではないでしょうか?

元々は組織を構成する人が
効率的に動けるために
ルールを作るわけですが

何度も言いますが
あくまで手段なんです。

目的
利益であったり
お客さんに有益であるためであったり
組織を持続させることなどであり

そのための手段の一つが
ルールであったり
今までのやり方だったりするわけで

目的のために手段は
適宜見直したり
変更して然るべきだし
多少ルールを守らなくても
目的を損なっていなければ
寛容できるはずなんですよね。

そこを履き違えている人が
他人の行動や思考を
受け入れられず
攻撃的になって責めてしまうから

組織の新陳代謝も起きないし
適応能力も身に付かず
人間関係も当然しなやかにならない。


だからルールは
守ることを目的とするのではなく
何のためのルールなのか?
目的って何だっけ?

という視点がないと
仕事だけでなく
他人に対して
寛容になれないから
人の器も小さいままですよ?

というお話でした😌

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