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まずは、否定から入るのやめません?

日頃のコミュニケーションにおいて
みなさんが大事にしていることって何ですか?



相手の話を聴く?
面白い話をする?
笑顔を絶やさない?



どれもこれも大事なことではあるけれど
今日は

一旦全部肯定しませんか?

というお話をします。


◯反対意見は言って良い!



こう書くと
相手の意見を
全て肯定した方が良い!
と聞こえるかもしれませんが
そんなことは一切ありません。


相手の意見の反対意見を
考えることで

物事について
深く考えられることもあるので
むしろ反対意見を
持った方が良い
んですよ。

そして
いろんな情報を鵜呑みにすることも
無くなりますからね。



ただし
相手の話に対して
でも、だって、しかし
と最初っから否定するのは
やめた方が良い。



たとえば

「寒い時期に旅行に行くなら
 少し暖かい地域に行った方が良いよねー」

と言われた時に

「いやー寒い時期は寒い場所に行った方が良いよ!」

と言われたら
少し嫌な気持ちになりません?

もうその時点で
話す気が失せますよね。



ここで

「確かに!暖かい場所もいいですよね!
 寒い場所も温泉とか良さがあっていいですよ!」

文章として可視化すると
よくわかるんですけど
この人の意見は
反対意見なんですよ。



この人は寒い時期に
寒い場所に行きたいと思っている。


だけど

相手から

「寒い時期は暖かい場所に行きたいよね」

という投げかけに対し

いやー
でもー
しかしー
と言う返事は
していないんですよね。



一旦相手の意見に
賛同せずとも肯定する。

この行動が非常に大事になります。


◯仕事相手のコミュニケーションこそ肯定から!


先程の事例は雑談なので
まだ否定をしたとしても
そこまで大きな影響が
ないかもしれませんが

仕事相手では
これが致命的になります。



精神科看護師をしていて
アルコール依存症の方や
家族とお話をする時

肯定せずに
否定してしまう
コミュニケーションをしてしまうと
患者さんや家族は
医療者に対して
心を開きません。



たとえば
アルコール依存症の方が
お酒を飲み続けて
何とか精神科病院に
助けて欲しいと
通院した場面があるとして

患「つい飲みすぎてしまいました…すいません」
看「いや、そもそも何で飲んだんですか?」
 「飲む前に病院に来なきゃいけないでしょ?」

とか言ったとして
患者さんが通院を続けようと思うか?
治療を行う気になるか?

と考えた時
答えは火を見るより明らか。



患者家族の対応も同じで

家族「あの人が、お酒を買ってこいと言うから
   お酒を買ってしまいました…」
看 「それはいけませんね…それでは患者さんの
   ためにはなりません」

と苦労している家族に
ねぎらいの言葉もかけずに
相手の意見を否定して
正論を言ってしまうと

家族からの信頼は得られません。



まずは患者さんや家族の苦労や
辛い感情を受け止める



そして相手がアドバイスや
意見を受け入れられる状況になった時に
正しい知識が浸透するものです。



一旦相手の言葉を受け止める。

相手の話に対して
否定から入らない。

簡単なようで
多くの人ができていない
コミュニケーションで
抑えておいた方が良いポイントなので
是非取り入れてみてはいかがでしょうか?😌



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