自己評価が低い、を治したい

自己評価が低いと生きづらいし
かと言って自信満々に振る舞って
鼻につくような人にもなりたくない。
何より周りの人に嫌われたくない。
そんな中でモヤモヤと迷われてる方も
いらっしゃるかと思います。

数多くの患者さんの話を聞いてよく思うのが
自分を卑下する事をそんなに悪い事だと
感じてないんですよね。

メンタルを病む最大の原因は
自己評価の低さにあると考えています。

精神科病院や心療内科に通院していなくても
今一つ人生を楽しめない理由があるとすれば
おそらく自分を卑下していたり
自分自身を受け入れきれてないことが
理由ではないでしょうか？

日本の文化というか風潮というか
控え目な態度や
我慢する事を美徳とする傾向が
あるような気がしていて
もちろん全てを否定するわけではないですが
心の声まで控え目にすることはないんですよ。

あくまで表向きの言葉としての謙虚であって
心の中では
「とは言えまあまあ自分はイケてる気がするけどね」
と思っていた方がいいです。

この心の声を
「インナーワード」
と言うのですが
このインナーワードが
性格や思考に大きな影響を与えていて
何よりポジティブに変化させることが
めちゃくちゃ難い（むずい）。

自己啓発の本を読んだ理した後に
ポジティブになろう！と思っても
時間が経つと
「また失敗するかもしれない」
「どうして自分は出来が悪いのかなぁ」
とネガティブなインナーワードが
湧いてくるんですよね。

思考を変えるのは時間がかかるんですよね。
自己評価の低さを改善させるためには
インナーワードを変えなければいけない。

では
どうやってインナーワードを変えていくのか？

結論：ポジティブな言葉を使う。

インナーワードをポジティブにするには
実際に発する言葉から変えていくしかない。

人間の脳は言葉を使うと
その言葉に対して思考が働くようになっている。

「気分が良い」とか「運が良い」
という言葉を使っていくうちに
その言葉に対する理由を
無理やり脳が探してその通りに
なるようになっている。

「気分が良いのは間食が減ったからかな」

「最近良い天気が続いてるから
　運が良いと感じるのかな」

という具合に自分の言葉に対して
その言葉を肯定する理由を無意識に
探すんですね。

この原理を応用して
自分を肯定する言葉を増やしていく。

根拠不要。

・自分は最高だ
・自分はイケてる
・自分は人から必要とされている
・こんな仕事ができるのは自分しかいない

人に対して話すことが難しければ
独り言でもいい。

相手にも

いいね！
最高だね！

とポジティブな言葉を意識的に増やす。

そうすることで言葉が思考を作る
インナーワードまで
徐々に変えてくれる。

インナーワードがまだネガティブなままでも
発する言葉をポジティブに変えていけば
自己評価も徐々に向上するものと
考えられます😉