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〝どうにもならないこと〟をどうにかしようとするからストレスが溜まる

仕事にしても
人間関係にしても
育児にしても

いろんな場所
いろんな瞬間に

気がついたら
ストレスは溜まってますよね。


なんで言うこと聞かないの!
どうして指示したことを守らないんだ!

とイライラしてしまう気持ち
すごくわかります。


今日、私は夜勤なのですが
昼間に妻と娘と
公園に出かけたんですね。

娘は3歳で
イヤイヤ期なんですが

お出かけする際に
家の中にある
結婚式などで履かせた
真っ白のドレス用の
シューズを見つけてしまったんですね。


そうなるともう
融通が効かなくなる娘。

「コレがいい!コレがいい!」


公園に行くというのに
服装にも合わない
汚れも目立つ
真っ白のシューズで行きたがるわけです。

妻はイライラして
スニーカーを指差し

「汚れちゃうからこの靴履いて!」

とお願いするも
娘は頑固ですし
このぐらいのお年頃って
自我を通したがるので
折れることはもうありません。


◯目的は何が整理する


そこでね
ふと立ち止まって考えた方が良い。

確かに白い綺麗な靴を履いて
公園で遊ぶと
確かに汚れますし
傷もつくかもしれないんですけど

それがどれほどの
損害であったり
マイナスな要素なのかを
考える。

汚れたら洗えば良いし
最悪靴がボロボロになったとして
買い換えれば良いだけですよね。

そんなに高価なものでも
ないですし。


どちらかと言うと
自分をイライラさせている原因は
靴のことよりも

相手が自分の言うことを聞かない
という
自分の思い通りにいかないこと
原因だったりします。


子供は言うことを聞くべきだ。

教育として
人の言うことを素直に聞かせることが
大事だ。

という価値観があるからでしょう。

育児に関わらず
教育において

他者に
こうあるべき

と指導するのは
相手のためというよりも
自分が相手を
コントロールしたい
という欲求があるからではないでしょうか?

脳は変化を嫌うので
思い通りにいかない時に
ストレスを感じてしまうのは
自然なことではあるのですが

世の中や他人が
思い通りになってくれることは
ほぼありません。


それよりも
自分が本当に大事にしていることでなければ
相手の言う通りにしたり
世の中の流れに身を任せることも
重要な技術だと思います。

全てに対して抵抗するな

と言うほど
極端な話ではありません。

しかし
子供が大人とは違う考え方をするのは
当たり前で
それを強制した先になにがあるのかを
冷静に判断する。

確かにパーカーにシューズはおかしいので

似合ってないことや
靴が汚れたり
ボロボロになることについては
しっかり話しますが

怒ったり
言いくるめようとして
支配しようとするのは

結果として自分も苦しめるし
相手にも真意が伝わらない。


怒って行動を強制させることは
教育ではなく
恐怖による支配でしかない。


ちなみに我が家では
白いシューズを履かせて
公園に行き
外遊び用のスニーカーも
持っていき

少し遊ばせた後に
もう一度娘に問いました。


すると案外
すんなりとスニーカーに
履き替えるものなんですよね。

ただ娘としては
自分の意見を主張したい
という思いがあって
それによって
自分という存在を確立させたい
時期なんです。

きっと
靴なんてどうでもいいんですよね。

それよりも

自分で物事を決める
という
自己決定感が
自己肯定感に繋がりますし

一旦相手の意見に対して
否定せずに
乗っかってみる。

それは仕事も一緒。


それ本当に意味あるのかな〜?

と疑ったとしても
頭ごなしに否定しないことが
人間関係においても
すごく大事なことです。

自分の意見を否定されるのは
どんな立場の人であれ
いい気はしませんからね。



全てのことを
完璧にコントロールしようとしない。

流れに身を任せる技術も
必要ですよね

というお話でした😌

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