ソフト老害化する人、しない人

歳をとるごとに
人は頑固になり
変化に適応することが苦手になり

若い人や
新しいことをしようとする人に

否定的な意見をぶつけて
邪魔をしている人を
老害と呼んだりします。

俗っぽくて
あまり好きな言葉ではないのですが
現実にそう呼ばれるような人っています。

でね
今日何が言いたいのか言いますと…

間違いなくあなたも老害になります！

ってことなんです。
あえて言いますが

自分は大丈夫だろう！
と思っている人ほど
老害になっていきますからね。

むしろ

自分は老害にはなりたくない…
と思い不安を感じている人ほど
予防できるというものです。

そして老害というと
5.60代以降の年代の方を
想像するかもしれませんが
早い人で40代の人でも
その兆候が現れる人がいます。

私も30代半ばで
正直に言えば

「まだ大丈夫だろう」
「老害の被害を受ける側だしな」

とか思ってたんですけど

それがもうヤバいんですよね。

自覚がないのが
老害さんなので。

それでいて
私が思うに老害さんって
メンタルとも非常に関連があると思っていて

余計なプライドを捨てきれない人や
自分に自信がなかったり
そういう心理的な背景があると思います。

そこで今日は具体的に
どういう人が老害になりやすいのか？

というテーマで書いていきます。

私には関係ないよ！
と思ったあなたにこそ
読んでもらいたいと思いますので
よろしくお願いします。

◯負けを認められない

老害の心理的な背景には
〝年上の言うことは聞けよ！〟
的な
年功序列感が強い人が
多いと思っていて

見方を変えると
歳を重ねて先輩になるだけで
何にも頑張らなくても
偉くなれた人
なんだと思うんです。

努力せず偉くなる人って
めちゃくちゃタチが悪いですよね。

上に上がるだけの努力もできず
歳をとるだけで
みんながチヤホヤするようになると
当然余計なプライドが
作られてしまうわけですからね。

ですから
年上であること以外に
何も持ち合わせていないのに
負けを認められないから
若手を批判したくなるのだと思います。

私の周りにもいますから
本当に困ったもんです。

◯謝れない

そして
自分が間違っていた時に
人に謝ることを
自分が負けたことだと
勘違いしている人が
老害になりやすい。

逆に言うと
常に自分は正しい
と思っている人なんですよね。

こういう人って
若い人の中にも本当に多い。

Xでのやり取りでのトラブルなども
お互いが絶対に負けてない！
自分は正しい！

と思っているから
争うんですよね。

ですから
正義ってタチが悪いよなって
思います。

◯初対面でいきなり勝とうとしない

同じような理屈ですが
初対面の方との会話でも
相手にマウントを取ろうとする人も
結構多いんですよね。

どこに住んでる
仕事はどんな内容をしている
子供の学歴や習い事の成果

など
無意識に自分の強みを
最初に言っちゃうパターン
ありますよね。

私は自分の強みや
認められた経験などを話す時ほど
慎重になるべきだと思っていて

むしろ
困っていることや
失敗して恥ずかしかった話などは
遠慮なく話せた方が
結果として

「この人は自分に自信があるから
　弱みを出せられる人なんだ」

とわかってもらえます。
逆に
マウントを取ろうとするつもりがなくても

無理に難しい言い回しをしたり
自慢話をしちゃうと
鼻について
人は離れてしまいます。

◯褒めたり感謝したりできない

そして
人のプライドの高さは
人を褒められるか
人に「ありがとう」と言えるか

に間違いなく現れます。

そして
人をポジティブにさせるような言葉を
サラッと言うのは
自分のメンタルも
安定させていないとできないし

辛い経験だったり
頑張って褒められたり
感謝された経験がないと
できないものです。

むしろ私は
意識して若手の良い部分を見つけて
褒めようと思って働いています。

もちろん
実習に来られる学生さんもですし
うちの5歳と1歳の娘にも
同様です。

1歳の娘には
スプーンでご飯持てたね！

とか
本当に小さいことでも
褒めたりしています。

この意識って大事で
常に自分を最上位に置いているには
できないと思います。

すごいね！
とか
ありがとう！

と言うハードルはガンガン下げていくことで
余計なプライドも捨てられて

老害化せず
愛されるおいちゃんおばちゃん
になれると思います😌