自分と家族の幸せに成長を上乗せする
みなさんこんにちは。
皆さんは仕事で辛い時、逃げ出したいとき、どのように対応されていますか?
私はコンサルティングファームに従事しているので、よくダウンしてしまう人(急に連絡が取れなくなるや急に長期休暇に入る人)の話をよく聞きます。
実際に直近別のプロジェクトマネージャーがダウンしてしまって私がサポートに入るようなこともありました。
今日は仕事で辛いとき、もうダウンしそうという時にどうやって立ち向かっていくかについて考えてみたいと思います。
最優先は自分と家族
まずどんな時でも覚えておいてほしいのは自分と家族の健康が最も大切だということです。
そりゃそうだよ。。という声も聞こえてきそうですが、意外と苦しい時というのは、目の前のことにいっぱいいっぱいになっていて、自分や家族のことが頭から抜け落ちてしまうことがあります。
何のために働いているのか、実現したい目的がある、家族に裕福な暮らしをさせてあげたい、周りからすごいと思われたい、世の中に貢献したいなど、様々な理由があると思いますが、自分と家族が健康でポジティブに生活していくこと、これが最も大切なことだと思いますので、まずはこれを常に意識してほしいと思います。
どうしようもない時は逃げても良い
さて、仕事で辛いことが起きた時に上司や同僚に相談すると、もう少し頑張ってみたらとか、ここを変えてみたらよいんじゃないといったアドバイスをもらうケースがあると思います。
納得感はないけど何とか踏ん張ったら、結果精神的につらくなり、休職してしまうというケースが頻繁にあると思います。
私は、どうしようもなく辛い時は逃げてしまえばよいと思っています。
いやいや、社会人としてどうなの、プロとしてどうなのと思われるかもしれませんが、先ほどもお伝えした通り、最優先は自分と家族だと思っているので、本当に辛い時はそれくらい割り切り、できないことは素直に伝え、ほかの人に仕事を回してもらうなど、サステナブルに働けるように調整してもらうことも必要だと考えています。
耐えきれない無理をしてしまって、長期的に休み、家族からも心配されて、プライベートも充実しないといったことになるよりよっぽど良いと思っています。
ですので、皆さんもこれはもう耐えられないとなる前に、上司にできませんといって逃げてしまうという道があることを覚えておいてほしいです。
辛いことに立ち向かう時
これまで辛い時は逃げてよいというようなことを説明してきましたが、とはいえいつも逃げてよいのかというとそうではないと考えています。
私は自身や家族の健康や生活が持続できないという時は逃げても良い、そうでないときは立ち向かうのが良いと考えています。
自身や家族の健康や生活が持続できないというのはどういう状態かというと、例えば自分が鬱になってしまう、パートナーの子育てや家事などの負荷が偏り、パートナーが体調を崩してしまうというようなことです、今の環境が続くとそのような状態になってしまうのであれば健全ではないので逃げてしまえばよいと思います。
一方で上記のような状況以外の時は全力で立ち向かっていくことが良いと思います。
運の考え方と使い方でも掲載しましたが、あの時はつらかったけど後で考えるとよいことだったなということがしばしば起こります。
またしんどい環境を乗り越えると自分自身は必ず成長します。自身のスキルが高まる、知見が深まるといった自分のためになるのはもちろん、辛い時期にいる人の気持ち、どういったことをしてもらえると助けになるのかということもわかり、周りにも貢献することができます。
こういったことからも辛い状況を乗り越えて成長するといったことはキャリアにおいて非常に重要なターニングポイントですので、ぜひチャレンジしてほしいと思っています。
ただしくどいですが、最優先は自分と家族、どうしようもない時は逃げても良いということは忘れずに。
辛い経験をみんなに還元する
辛いことに立ち向かった後、必ず成長していると述べました。
その辛い経験をぜひ活用してほしいと思っています。
具体的にはまた同じような辛いことが起きても自分ならなんとかできるということを知る、その経験を周りに還元するということです。
特に後者については、昨今精神的につらくなってしまって、仕事が継続できないという人の話をよく聞きますので、そういった人を自分の近くからは生み出さないということが大切だと思っています。
辛い状況にいる人に対して、辛い経験を乗り越えた自分自身の経験は必ず役に立つと思います。
大丈夫?と気にかけてあげること、飲みに行って話を聞いてあげること、悩みを上司に伝えてあげて動きやすい環境を作ってあげること、どうしようもない時は逃げたらよいよというアドバイスによって気持ちが軽くなるなど様々なアドバイスができると思います。
そうやって多くの人がポジティブに働ける、仕事を通して成長できる、そんな社会を作っていけたらなと考えています。
それではまた。
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