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情報整理ダイアローグ(仮)

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倉下忠憲と北真也が情報整理についていろいろ書いていく、つもりの連載です。
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記事一覧

第二十三回:情報整理の考え方

さて、いよいよ本連載のまとめである。 ここまでで倉下の「最近」の情報整理ツールの配置と運…

倉下忠憲
1年前
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第二十二回:変幻自在のTextbox

前回の続きでTextboxについて語ろう。 Textboxは、単なるビュアーである。リンク記法などにア…

倉下忠憲
2年前
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第11回:Workflowyにおけるアイデアプロセッシングーネタとアウトプットの狭間編

前回の記事「第10回:ObsidianやWorkflowy、Scrapboxで行っているアイデアプロセッシングの全…

beck1240
2年前
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第二十二回:Textboxという自作ビュアー

「情報環境においてテキストファイルを扱っている」という話をする際に、どうしても避けては通…

倉下忠憲
2年前
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情報整理ダイアローグ第二十一回:個人と共同のGit

前回は、テキストファイルを利用している話をした。プレーンなテキストファイルはいろいろと「…

倉下忠憲
2年前
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第10回:ObsidianやWorkflowy、Scrapboxで行っているアイデアプロセッシングの全体概…

前回の記事「第9回:キャプチャしたアイデアを発展させアウトプットにつなぐために何をすべき…

beck1240
2年前
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情報整理ダイアローグ第二十回:原点回帰なテキストファイル

前回は四ツールが一つ、Scrapboxを紹介した。 情報を固定的に書き留めておき、それらを積み上げていくという使い方だ。今回は、最後の一つであるテキストファイルについて紹介しよう。 テキストファイル テキストファイルは、ツールではない。ファイルの種類である。だいたいのパソコンで扱えるファイル形式であり、「エディタ」的なツールであれば、問題なく読み込める。非常に扱いやすい、汎用性のあるファイル形式だ。 よって、テキストファイルはツール越境的な存在であると言える。固有のツー

情報整理ダイアローグ第十九回:ソリッドステートなScrapbox

前回は四ツールが一つ、WorkFlowyを紹介した。 アクティブな情報を置いておき、そこで操作する…

倉下忠憲
2年前
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第十八回:アクティブストッカーとしてのWorkFlowy

前回は四ツールが一つ、Evernoteを紹介した。 個人文書館として位置づけるという利用方法だ。…

倉下忠憲
2年前
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第十七回:個人文書館としてのEvernote

前回、四つの基本ツールを確認した。今回は一つ目のツール、Evernoteの位置づけを紹介しよう。…

倉下忠憲
2年前
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第十六回:倉下の4つの基本ツール

前回までで「情報整理」について概念的な検討を進めた。今回からは具体的なツールの話に移ろう…

倉下忠憲
2年前
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第9回:キャプチャしたアイデアを発展させアウトプットにつなぐために何をすべきか

前回の記事では「アイデアを生み出しキャプチャする」について意可能様な事柄について述べまし…

beck1240
2年前
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第8回:いかにアイデアを生み出しキャプチャしていくか

前回は「メモをノートにまとめ直す効能」ということで、メモを取りっぱなしにせずにそこからま…

beck1240
2年前
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第十五回:攻めの情報整理、守りの情報整理

ここまで、さまざまな情報整理について検討を進めてきた。おさらいしておこう。 まず、情報整理とは「情報を適切に配置し、必要に応じて取り出せるようにしておくこと」を意味する。その目的をサポートするためのあらゆる行為が情報整理である。 そうした情報整理は、個人的活動であれば以下の対象を持つ。 ・スケジュール ・Todo ・資料 ・アイデア これらは情報の性質や利用方向が異なるがゆえに、整理の仕方も違ってくる。言い換えれば、「適切な配置」や「必要に応じて」が情報ごとに違ってく