らんまる

子育てや日常のエッセイ。 4歳の娘を育てるワーママ。

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最近の記事

SUGA|AgustD TOUR‘D-DAY’in JAPANレポ③【当日の備忘録】

いよいよ、この日がやってきた。 チケット当選してから2ヶ月ちょっと。 正直この間に私生活でかなり辛いこともあったりしたので、本当にこのコンサート参戦が生きる希望だった。 ありがたいことにVIP席も当選していたので、端の方ではあるがアリーナでユンギを見れることが決まっていた。 推しというか最愛の男に会えるということに、楽しみよりも緊張し過ぎて、前日の夜からお腹が痛かった。 正直、旦那との初デートでもここまでじゃなかった。(1週間以上前から美容室行ったり、まつ毛パーマ行っ

    • SUGA|AgustD TOUR‘D-DAY’in JAPANレポ②【準備編】

      私が参加することになっていたのはユンギコンサートの日本最終日だった。 なかなか実感が湧かなかったのだが、その日が近づくにつれ、胸がドキドキするようになった。 1週間前くらいからは、コンサートのことを思っては動悸でぶっ倒れそうになっていた。 初めての現場参戦である。 準備には念には念を入れた。 まずはネットやSNSでBTSコンサート参戦のいろはを叩き込んだ。 言ってもまだまだ新米ARMYである。 これまでのARMYが築いてきた秩序や文化を守らねばならない、そう思っていた

      • SUGA|AgustD TOUR‘D-DAY’in JAPANレポ①【前書き】

        BTSのSUGAことユンギが今年のバレンタインにWeverseLIVEでワールドツアーを知らせてくれてから、あっという間に今日まで来た。 私がBTSのファンである ARMYになったのはコロナ禍でDynamiteが発売された後だ。 いわゆるDynamite勢である。 正直初めから特別ユンギのことが好きだったわけではない。 私が最初にBTSに興味を持ったのは、そのルックスによる部分が大きかった。 なんとなく眺めていたYouTubeで初めてDynamiteのMVを見つけたと

        • 「生きてる」だけで偉いと思いませんか?

          ちょっと重いテーマだけれども、私が「書く」ことを決めてからずっと伝えたかった想いについて語らせてほしい。 私には小学生の頃に決意したことがある。 それは、 「絶対に自ら命を絶たない」 ということだ。 そんな当たり前のこと…と思われるだろうが、10〜40代の死因の大多数が自殺であるという現状は決して他人事ではない。 私自身の人生は極めて平凡なものであり、小学生時代から自殺願望があったとか虐待やいじめを受けていたわけでもない。 そんな死ぬほど過酷な状況を経験したこともな

        SUGA|AgustD TOUR‘D-DAY’in JAPANレポ③【当日の備忘録】

          娘と過ごす何気ない日常がこんなにも幸せな理由

          私には4歳の娘がいる。 娘が産まれてからの4年間、日々愛情は増すばかりだ。 先日夫が休日出勤だったため、久しぶりに娘と2人きりで休日を過ごした。 特別なことは何もしていない。 本屋に行って、マックを買って公園で食べて、帰ってきて昼寝をした。 たったこれだけのことなのだが、私にとっては愛おしくて充実した時間だった。 本屋ではいつも最初に娘が選んできた本をその場で読んであげる。 真剣に聞き入ってるときもあれば、笑ったり怖がったりと、初めて読むお話で見られる娘のリアクションは私

          娘と過ごす何気ない日常がこんなにも幸せな理由

          少女漫画脳だった私の育児

          「少女漫画脳」とは、幼少期より少女漫画を摂取し続けるうちに、現実と漫画の世界を混同してしまっている乙女の思考回路のことだ。 この「少女漫画脳」が一般的に許容されるのは、少女のうちだけである。 大人女子が「少女漫画脳」を露見させるのは、社会的信用を著しく損ねる恐れもあり、非常にリスキーだ。 「少女漫画脳」ができあがるのに、何も特別な要素は必要ない。 そもそも幼少期は誰だって、現実と空想世界との区別が曖昧なものだ。 テレビの戦隊モノや魔法少女モノに投入して遊んだ記憶があ

          少女漫画脳だった私の育児

          「尊敬している人はお母さん」とか言う人の気持ちが理解できなかった

           私がこの違和感に初めて触れたのは小学校高学年くらいの頃だと思う。  先日ドラマ「ブラッシュアップライフ」でも取り上げられていて懐かしく感じたが、私が住む地域でも当時「プロフィール帳」というものが流行っていた。  「プロフィール帳」とは、大きめの手帳くらいのサイズ感で、可愛らしいキャラクターや装飾で彩られた用紙をファイリングして楽しむ、友達同士の自己紹介ツールである。  名前や電話番号などの基本的な項目は申し訳程度にあるが、これの醍醐味はそのあとの質問形式の自己分析コー

          「尊敬している人はお母さん」とか言う人の気持ちが理解できなかった

          30過ぎてから人生がめちゃくちゃ楽しいって話

          今はどうか分からないが、私が20代前半の頃までは、「女性の年齢はクリスマスケーキに例えられる」という話をよく聞かされた。 クリスマスケーキは、クリスマスイブやクリスマス当日にかけて買い求められるが、クリスマスが過ぎた途端に価値が下がり、年末には誰も買わなくなるというものだ。 つまり、24,25歳が一番女性として価値があるが、26歳以降は一気に価値が低くなり、30歳以降はほぼ価値がないということになる。 若かりし頃の私は、そんな失礼な例え話(なぜかこの話をしてくるのは歳上

          30過ぎてから人生がめちゃくちゃ楽しいって話

          うちの父がパパ嫌期を回避できたわけ

          私は娘の立場であるが、生まれてから30年過ぎた現在まで、一度も父を嫌だと思ったことがない。 周りの同世代の友人のほとんどが、思春期の頃やひどいと大人になった今でも、父親を邪険にしていたように思う。 他の父親を知らないのでなんとも言えないところではあるが、どうやらうちの父はかなり「わかる」方だったらしい。 父は基本的に優しく穏やかで、めったに怒ることはなかった。そのため、必然的に子供を叱るのは主に母の役目だったようだ。 しかし母からの小言に慣れてしまった私たち姉弟が次第に

          うちの父がパパ嫌期を回避できたわけ

          娘がパパを仲間外れにする理由

           「パパあっちいって」  「パパやだ」  可愛い我が娘にいつかはそんなことを言われるんだろうか…娘を持つ男親であれば一度は不安に思ったことがあるのではないだろうか。  私自身は母親なので、これまで直接的に心配はしていなかったのだが、最近の娘の様子を見ていると「おや?」と感じることが増えてきた。  娘は現在4歳。今のところは一人っ子である。そんな娘の遊び相手はもっぱら我々両親だ。  母親である私とは主にままごとを、父親とは肩車やかくれんぼなどの体を使った遊びをと、自然と

          娘がパパを仲間外れにする理由

          娘の「なぜなぜ期」を一緒に楽しむ

           先日義実家でテレビを観ていた時、娘がテレビを指差して 「あれはなあに?」 と聞いてきたので、 「あれはダイオウグソクムシだよ。ダンゴムシに似ているけど海の中に住んでいるんだよ。」 と教えてあげた。  その様子を見ていた義母に 「ママは何でも知ってるんだねえ。」 と言われ、表面上謙遜こそしたが、内心は満更でもなかった。  というのも、私は結婚すら考えていない学生の頃から「将来子供ができたら、なぜ?なんで?に答えるやつ絶対一生懸命やりたい!」という願望があったのだ。  そ

          娘の「なぜなぜ期」を一緒に楽しむ

          娘とのしりとり遊びから感じられる幸せ

           最近娘はよく寝る前にしりとりをしたがる。  半年くらい前まではすぐに言葉に詰まってしまい投げ出すことも多かったため、こちらからの誘いにもなかなか乗ってもらえなかった。  普段の会話ではそれなりに多くの単語を話しているようだったが、ゲームになった途端思うように言葉が出なくなるようだった。  その代わりに娘自ら「『あ』がつくものなーんだ?」と言って、二人でひたすら「あ」がつく単語を並べていく遊び?を毎日のようにさせられた時期もあった。(だいたいお題はいつも「あ」と「た」と「

          娘とのしりとり遊びから感じられる幸せ