「ツェッテルカステン」はどうやらメモのハウツーでは無いらしい
数十冊の書籍と数百本の論文を世に出したドイツの社会学者「ニクラス・ルーマン」のメモ術が欧米を中心に流行っているようだ。「ツェッテルカステン」というようで、このメモ術の解説書が日本に上陸した。以下は読んでみての感想である。
巷に多くあるメモのハウツー本の一つかなと思い読み進めていたが、途中から人間がどのように情報を記憶し理解するのかという学習理論の解説本に化けていた。学習方法とその効果に関する先行研究も多く参照しながら、人間がどのように学び、新しいアイデアを思いつくのか解説さ