見出し画像

食の楽園・京都を代表する年越しそば=晦庵河道屋

 ついに2022年の年越しそばは、念願叶って、京都・晦庵河道屋でいただきました。江戸時代から続く、生蕎麦屋です。まずはこの佇まいが、素敵。

麩屋町通三条上がる・晦庵河道屋

店の右側には厨房につながる露地があって、そこでお持ち帰り用のセットも売られており、地元民ぽい方々が次々と買っていかれてました。前庭で列に並んでほどなくすると、2階の座敷へと通していただきました。ちょうど外観写真の2階の窓のすぐそばでした。

晦庵河道屋の前庭の手水鉢
一回入ってすぐの桟敷席。奥に通り庭があってその先にも席があるようです。
2階の座敷席

京都らしい素敵な空間を眺めながら、2階の座敷に上がって注文をすると、ほどなくダシのきいた京都らしいおそばが出て参りました。西に戻ると、豊潤なお出し文化を感じさせられます。ネギも香辛料もにしんも全てシンプル・イズ・ベスト。近くの高級旅館に宿泊してたデビッド・ボウイが夢中になったという話も肯けます。酒の肴的にたのんだ「しんじょ」も、形は蒲鉾的でしたが、実にふわふわで口の中でとろりと融けるような食感。

晦庵河道屋のにしんそば

「おにわさん」でも紹介されるような、素敵な前庭と中庭があります。前庭は堪能致しましたが、次回は奥の中庭をチェックできればと思います。

この記事が参加している募集

ご当地グルメ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?