カ所味

自分が好きな曲の感想を書いています。

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最近の記事

人とコミニュケーションを取る時に大切にしていること

友人と400文字でこのテーマを書ききろうと話になったので、一旦書いてみる。 僕が大事にしているものは、「言葉の源流が何であるかを知る。」ということだ。 相手が喋ってくれる言葉を感じ取り共感することが出来ても、彼が感じた感情を完璧に汲み取ることが出来ない。そのため、僕は彼が発した言葉から自分が想定する幾つかの感情を想定し、少しずつ微妙なニュアンスの違いを自分の知っている感情のどれに一番近いかを推し量っている。 部下が「転職したい」と相談された。 この転職には彼女の様々な意

    • 好きな歌の感想。|

      ちょっとごめんなさい

      • 好きな歌の感想。|「napori」/Vaundy

        chillっぽい曲のトレンドを作ったのかなと思う一曲。 vaundyの音楽理論や作曲センスに対して感嘆とする声はたくさんあると思うが、それは詳しくないのとよく分からないので割愛。 ワードセンスがハンパない。 僕はまだ人生で、コーヒーが飲みたい夜に出会ったことはないし、隣でハイボールを1口飲む女に出会ったことがない。 この曲を作った当時vaundyは20歳くらい?だと思うが、こんなchillっぽい表現を言語化出来ることに驚き。

        • 好きな歌の感想。|「幸福論」/椎名林檎

          みんな大好き椎名林檎のデビュー曲。 昔の偉い人は色々考えて、幸福とはなにか考えてたけどこれが幸福ってことでしょ。 と、言い切ってしまう女子高生の無敵感がとても心地よい。 恋に盲目な感情を見事に歌いきった曲だなと思う。 >かじかむ指の求めるものが 見慣れたその手だったと知って この一節で情景も心の揺らぎも表現しきっているなと感じる。 女子高生の心の揺らぎは1/fなのかもしれない。

        人とコミニュケーションを取る時に大切にしていること

          好きな歌の感想。|「のびしろ」/Creepy Nuts

          梅田サイファーからアガってきたR指定が東京の街やシーンに打ち込んでいく快闊な1曲。 HIPHOPの解釈を載せると文量が多くなってしまうので、あくまで歌詞から感じ取れる解釈を。 30超えて、社会人としても脂が乗ってきて所謂、働き盛りを表現したこの曲は、20代後半から30代前半のサラリーマンには否が応でも刺さってしまう曲なのではないかなと思う。 自分の仕事は調子がよく、部下も出来、見たものは吸収し、自分の生きていく糧になる。 >19の時の「ついに来たか…」より もっと清々し

          好きな歌の感想。|「のびしろ」/Creepy Nuts

          好きな歌の感想。|「るるちゃんの自殺配信」/神聖かまってちゃん

          2019年にリリースされたこの曲。 定かではないが、当時女子高生の自殺配信がネットニュースで話題になっていたと記憶している。 僕自身、神聖かまってちゃんは名前こそ知っているが熱狂的なファンではなかった、どこか危なげで独特の世界観をもっているバンドなんだろうとだけなんとなく思っていた。 この曲がリリースされた時、面白半分でなんとなく聴いてみた。 MVのインパクトもさることながら、女子高生の人生ってこんな価値観なんだろうなと妙に納得させられた。 >FBIに聞いたってわかんな

          好きな歌の感想。|「るるちゃんの自殺配信」/神聖かまってちゃん

          好きな歌の感想。|「鉄壁」/女王蜂

          愛とはなんなのか。 人によって解釈が異なることも、その解に正解がないことも百も承知。 ただ、僕はアヴちゃんの愛の解釈に心を揺さぶられ、彼女の生きることの壮絶さをこの曲から感じた。 一般的な愛の解釈として、無償であり、見返りを求めない心であるという解釈は定説であると思う。ただ、アヴちゃんの言う愛はもっと慈悲に近いものなのだと感じた。 自分の無力さを知っているから、綺麗事は解決にはなり得ないからこそ、「祈り」が愛であり、「不幸でないこと」が幸せなのだと。 世間に人生に絶望し、

          好きな歌の感想。|「鉄壁」/女王蜂

          好きな歌の感想。|「Drippin' Life」/ピーナッツくん

          過去の2投稿が男と女の歌だったので、今回は「自分」を語ってるような歌を。 この曲は、Vtuberのピーナッツくんの楽曲。初めてのアルバム[False Memory Syndrome]の1曲。 真っ直ぐな曲。曲に掛ける思いとして、 「正解不正解はわからないけど全力でやります。」 というメッセージは新鮮だった。 youtuberなのかアーティストなのか 彼はこの曲の中で一定の葛藤があるように感じる。YouTubeで有名になったからアーティスト活動を始めたんだろ。という声に

          好きな歌の感想。|「Drippin' Life」/ピーナッツくん

          好きな歌の感想。|「おれ、やっぱ月に帰るわ」/ スガシカオ

          置き手紙かな。と思った。 飄々としていて、掴みどころのない感じ。 ifストーリーを考えてみる。ちゃんとお別れをしたなら、 「サヨナラするならちゃんと言ってよ。お別れもちゃんと出来なかった。」 「「もう会えない」って言ったら絶対離れてくれないじゃん。」 彼はきっとそんなストーリーが見えていて、掴みどころのないコミュニケーションをとる。彼女が自分のことをダイスキなことを知ってるからだと思う。この別れがサイアクなものなら彼女は前に踏み出せるんじゃないかな、と思ったのだと思う。

          好きな歌の感想。|「おれ、やっぱ月に帰るわ」/ スガシカオ

          好きな歌の感想。|「君が誰かの彼女になりくさっても」/奇妙礼太郎

          初めて聴いたのは、社会人になってすぐの頃。 当時は、同棲中の彼女と上手くいっておらず、なにかと喧嘩をしてたなと思い出す。 「なぁ、ソファーで寝るの良くないよ」 「別に邪魔じゃないでしょ。そんな事気にしないでよ」 当時の僕の主張は間違っているとは到底思えないけど、言い方が違ければ違う人生もあったのだろうかと8年前の景色を見て感傷的な気分になる。 この歌詞に出てくる彼に対して彼女の心が少し離れた理由は、きっと口が悪いところなんじゃないかなと今は感じる。 きっと優しいところも

          好きな歌の感想。|「君が誰かの彼女になりくさっても」/奇妙礼太郎

          曲の歌詞への思いと、その経緯。

          なにを書くのか 日々生活の中で聞いた音楽について思った感想を書いていきたいと思います。 思い返せば、僕は音楽を聞く時に歌詞に重きを置いている。 作詞者の思いなのか、有り触れた日常を切り取ったものなのか、特別な思い出なのか、人とは違う見え方なのか。 そういったものを汲み取る人がいること、その思いを言語化することで誰かの何かに、それが僕の足跡になればと。 僕自身が感じた歌詞の感想をアウトプットする場にしていきます。 なぜ書くのか 大きく3つの理由があります。 ・仕事でよく

          曲の歌詞への思いと、その経緯。

          ICLに行って一時的な視力とスマホを失くした話

          かねてからずっとやりたかった視力矯正をついに実行しようと思い立ち、視力矯正について調べた。 結論、よくわからなかった。レーシックは角膜を削るICLは目にコンタクトレンズを入れる。それぞれ、メリットデメリットがあるものの自身の状態がどちらに適しているのかの判断がつかず、まずは病院で検査をしてもらうことにした。 今回お伺いした病院は「品川近視クリニック」 ネットで検索すると上位にHITし、どの病院と比較しても全体的に安く、施術実績が多いらしい。目を預ける故に安さに不安もあった

          ICLに行って一時的な視力とスマホを失くした話

          転職とギターを重ねて考えた話

          転職先を決めず仕事を辞めることにした。ギターを始めることにした。 おそらく、ほとんどの人の1日の比重の大半を占める[仕事]が僕から無くなり、手元に何も残らないのが怖かったからギターを買おうと思った。この先、転職活動して転職していつものレールに戻る前に、なにかひとつ始めてみたかった。 どんなギターにしようかすごく迷った。邦ロックは中学生から好きだったけど、メーカーやタイプにはあまり関心がなかった。ふと楽器屋に入ってギター見てたら、黒髪マッシュの男の店員さんが気さくにどんなギ

          転職とギターを重ねて考えた話