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好きな歌の感想。|「君が誰かの彼女になりくさっても」/奇妙礼太郎

初めて聴いたのは、社会人になってすぐの頃。
当時は、同棲中の彼女と上手くいっておらず、なにかと喧嘩をしてたなと思い出す。

「なぁ、ソファーで寝るの良くないよ」
「別に邪魔じゃないでしょ。そんな事気にしないでよ」

当時の僕の主張は間違っているとは到底思えないけど、言い方が違ければ違う人生もあったのだろうかと8年前の景色を見て感傷的な気分になる。

この歌詞に出てくる彼に対して彼女の心が少し離れた理由は、きっと口が悪いところなんじゃないかなと今は感じる。
きっと優しいところも好きなところもたくさんあっただろうし、本人に聞いてもそこじゃないって言うかもしれない。

言葉は心とイコールではないし、だからこそ上手くいくことも想定しない結論に帰着してしまうことがある。
イコールであることが必ずしも良いことではないのだろうと。

ただ、自分自身が思う有りたい姿として思ったことはなるべく忠実に相手に伝えたいと思う。それは、言葉のギャンブル性を減らす唯一の手段で自分が後悔しない選択につながると思うから。

おわりに

この曲を最初に書きたいと思ったのは、この曲に対しての想いが強いからなのですが、同時に自分の中にあるこの曲の想いを言語化するのが楽しみだった。乱暴な歌詞だけど、彼女への愛は本物なのだろうなときれいなことを書くと自分でも思っていた。
実際起してみると、自分の過去との対比やそういった思いが強かったのかなとも思う。
これから先も書き続ける努力をしよう。


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